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和名 カベイラクサ
撮影者:ポルトガル在住 武本比登志/睦子様

撮影地:ポルトガル・ベイラ地方

漢字表記 壁刺草
別名・異名 ヨーロッパヒカゲミズ(欧羅巴日陰水)
パリエタリア・ジュダイカ
パリエタリア・ユダイカ
古名
語源 和名は、壁に這い上がる修正を持つイラクサ科の植物の意から。
属名は、ラテン語のParietarius(=壁)を語源としている。
種小名は「ユダヤの」の意。
学名 Parietaria judaica(=ietaria diffussa)
英名 Spreading pellitry,
Pellitory of the wall,
Sticky-weed,
Asthma weed
仏名 Pariétaire couchée
独名 Ausgebretete Glaskraut
Mauer-Glaskraut
伊名 Parietaria judaica
Erba muraiora,
Vetriola comune,
Vetriola minore
西名 Prietaria,
Carqueruela,
Hierba del muro
葡名 Alfavaca,Alfavaca-da-cobra,
Alfavaca-de cova,Amarras,Cobrinha,
Columbrina,Erva-das-paredes,
Erva-de- Nossa-Senhora,
Erva-de-Santana,Erva-de-amorra,
Erva-dos-muros,Erva-fura-paredas,
Erva-da-cova,Helxina,Parietária,
Pulitaina,Pulitária,Utriga-maans
漢名
植物分類 イラクサ科ヒカケミズ属
園芸分類 多年生草本(亜低木)
用途 壁面装飾・薬用
原産地 地中海沿岸地方
花言葉
解説 カベイラクサはイラクサ科の多年草である。草丈は60㎝程度となる。茎は赤味を帯びており、茎基部は木質化する。茎上部では良く分枝をする。本種は、岩場や壁面などを這い上がる修正を持つ。茎や葉は白色の細毛で覆われている。葉は長さ1~7㎝邸dの卵形で、縁部は全縁、先端部は尖り、基部では短い葉柄に連なり茎に互生する。4~6月頃、葉腋に淡赤色の小花を多数付ける。雌雄異花・同株。開花時には大量の花粉を放出し、アレルギー源と化す。花後には黒みを帯びた果実を付ける。
履歴 本種は、世界の亜熱帯・熱帯地域では帰化状態にある。
我が国では昭和62年(1987)に横浜で初めて確認されている。その後国内各地で帰化状態が確認されている。
古典1
古典2
季語
県花・国花
備考