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和名 カラデニア・ペクチナータ 撮影者:愛媛県 日原由紀子様
漢字表記
別名・異名
古名
語源 和名は学名の音読みから。/属名はギリシャ語のCalos(=美しい)とaden(=腺)の合成語から、唇弁の基部に明瞭な腺があることから。/種小名は「櫛状の」の意。
学名 Caladenia pectinata
英名 King spider orchid
仏名
独名
伊名 撮影地:西オーストラリア州
西名 スターリングレンジ国立公園
葡名
漢名
植物分類 ラン科カラデニア属
園芸分類 多年生草本
用途 鉢植え
原産地 オーストラリア西部
花言葉
解説 カラデニア・ペクチナータはラン科の多年草である。本種は、オーストラリア南西部沿海地のローム層土壌で、花崗岩の露出するような地でもあり、冬場に幾分湿り気を持つような場所に自生する地生ランである。草丈(花茎)は、30~70㎝程度となる。茎は細長く、周囲には白色の細毛が密生する。地下に塊茎を持ち、線状の葉を1個頂生する。葉も茎同様に白色の細毛で覆われる。葉は、長さ15~30㎝、幅1.5~2㎝程度の線形である。原産地のオーストラリアでは、9~10月頃、長い花茎を立ち上げ、茎頂に総状花序を出し1~3個の花をつける。花径は6~7㎝程度であるが、花弁や萼片が掲載した写真に見られるように見事に伸長するために、現地ではKing spider orchidと呼ばれている。本種の唇弁の両縁部は細裂し、櫛の歯状となっている。なお、本種の場合、夏場に森林火災があると、開花が早まる傾向を見せるという。
履歴 
県花・国花  
古典1
古典2
季語
備考