←トップ頁へ

和名jp カーシアナウツボカズラ
↑撮影:GKZ/とちぎ花センター 
撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

   撮影地:筑波実験植物園↑
漢字表記 カーシアナ靫蔓
別名・異名
other name
ネペンテス・カーシアナ
古名
old name
語源
etymology
和名はカーシア(インドアッサム地方)産のウツボカズラの意から。
属名はギリシャ語のne(=無)とpenthos(=憂)の合成語で、「憂いを消す」の意となるが、捕虫袋内の分泌液を指しているという。
種小名は「(インド・アッサムの)カーシ丘陵の」の意。
学名sn Nepenthes khasiana
英名en Indian pitcher plant
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 印度豬籠草
植物分類 ウツボカズラ科ウツボカズラ属
園芸分類 多年生草本
用途use 吊り鉢/温室栽培
原産地
distribution
インド・アッサムのカーシ丘陵:固有種
花言葉 熱い感動
解説
description
ウツボカズラ・カーシアナはウツボカズラ科の多年草である。概してウツボカズラ属の植物は東南アジア諸国に集中して自生が見られるが、本種は珍しくインド・アッサム地方に自生するウツボカズラである。そのため希少種と言うことで、履歴の項にも記したがワシントン条約にも記載され取引が規制されている。(とはいうものの、海外からの輸入は困難であるが、我が国での園芸界では、流通も多く、比較的容易に入手出来る存在でもある。)本種は、他のウツボカズラとは相違して高山性のウツボカズラと言うことで、幾分性質に相違点がある。先ず、蔓は地を這うか、樹木に絡まり、3~4m程度となる。葉は、長さ50㎝前後程度で軟質の披針形で、中央脈部分は赤色を帯びている。葉の表面には光沢がある。本種の捕虫器は、蔓から下垂すると言うよりも、蔓の先端から上方に立ち上がるような姿となる。本種の捕虫器そのものは他のウツボカズラよりも短命であり、また、観賞上あまり見応えのするものではない。一方で、比較的栽培も容易で丈夫であり、生長も早いという性質の持ち主であるため、他のウツボカズラとの交雑に用いられることが多い。
履歴 ワシントン条約付属書Ⅰ類指定記載植物
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考