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和名jp カルリナ・グミフェラ
撮影者:ポルトガル在住 武本比登志/睦子様

撮影地:ポルトガル コスタ・アズール地方


漢字表記
別名・異名
other name
アトラクティリス・グミフェラ
古名old name
語源
etymology
和名は学名の音読みから。
属名は、フランク国王カール大帝のフランス語名Charlemagneの名に因んでいる。彼が自分の軍隊の兵士達をこの属の植物を使って疫病から守ったという伝説から。
種小名は「ゴムを生ずる」の意。
学名sn Carlina gummifera
(=Atrcatylis gummifera)
英名en Pine thistle
Stemless atractylis
仏名fr Chardon à glu
独名de Gummi-Spindelkraut
Mastixdistel
伊名it Masticogne laticifera
西名es Ajonjera
Cardo ajonjero
葡名pt Cardo-do-visco
漢名ch
植物分類 キク科カルリナ属
園芸分類 多年生草本
用途use 路地植え/鉢植え
原産地
distribution
地中海沿岸地方
花言葉
解説
description
カルリナ・グミフェラはキク科の多年草である。本種は、地中海沿岸地方の非常に乾燥した土壌に見られる野草である。地中に太い根を持ち、永年耐えることの出来る厄介な植物であり、加えて更に毒草でもある。根からは独特案粘液質な物質を出す。英名にStemless atractylisとあるが、ほとんど無茎かあっても茎はほんの僅かである。代わりに、根出した葉は、長さ15~40㎝程度の楕円状で、羽状に深裂する。本種は、原産地では6~10月頃開花するが、開花時には掲載した写真に見られるように、葉は枯れてしまっている。乾燥地であるために、開花に必要な水分を花に送り届けるために、葉は枯死してしまうらしい。だが、驚いたことに、その枯死した葉の羽状に深裂した葉の先端部は、非常に鋭い刺状突起で花を守っていることになる。花は径3~7㎝程度で、花色は、桃色・紫色・桃紫色である。花後には痩果をつけ風で飛散し増殖する。
履歴
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考