検索名  ガレガ・オフィキナリス
撮影者:千葉県 三浦久美子様

撮影地:都立薬用植物園
和名jp ガレガソウ
漢字表記 ガレガ草
別名・異名
other name
ヤクヨウガレガ(薬用ガレガ)
ガレガ・オフィキナリス
ゴーツ・ルー
フレンチライラック
古名
pld name
語源
etymology
和名は学名の音読みから。
属名は、ギリシャ語のGala(=乳)を語源とし、本属の草を食べさせると家畜の乳の出が良くなることからと言う。
種小名は「薬用の」の意。
学名sn Galega officinalis
英名en Galega
Goat's rue
French lilac
Italian fitch
Professor-weed
仏名fr Galéga officinal
独名de Geißraute
伊名it Galega
西名es Galega
Ruda cabruna
葡名pt Galega
Arruda-caprária
漢名ch 山羊豆
植物分類 マメ科ガレガ属
園芸分類 多年生草本
用途use 薬用(花・葉)/入浴剤
原産地
distribution
ヨーロッパ
花言葉
解説
description
ガレガソウはマメ科の宿根草である。本種は、ヨーロッパ中東部の草原、牧草地、川沿いの湿地等に自生する多年草である。草丈は1m程度となる。本種の茎は直立し、上部で分枝をする。葉は奇数羽状複葉で、小葉は広卵状楕円形~楕円形で、5~10対程度が葉軸につく。7~8月頃、枝先の葉腋から長さ10~20㎝程度の穂状花序を出し、旗弁が藤色で、翼弁・舟弁は白色、1㎝程度の蝶形の花を多数つける。花後の莢果は長さ4㎝程度で、8個程度の種子を内包する。
履歴  本種は、何世紀にもわたって、民間伝統医薬種として、また、人や家畜の催乳種として用いられてきたが、現在では、その副作用に注目され、民間薬としては用いられてはいない。そこで、農業・牧畜関係者からは忌避植物として敬遠されている状況にある。
20世紀になり、本種は、糖尿病や癌治療薬開発に用いられるようになっている。
本種は、ヨーロッパ中東部原産種であるが、パキスタン・トルコ・南北両アメリカ大陸、北アフリカ、 ニュージーランドでは帰化状態にある。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考