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和名jp フシグロ
撮影者:千葉県 三浦久美子様
   ↑撮影地:小石川植物園↓
漢字表記 節黒
別名・異名
other name
サツマニンジン(薩摩人参)※備考欄
古名
old name
撮影地:天皇の散歩道→
語源
etymology
和名は、節の部分が暗紫色を帯びていることから。
属名は、ギリシャ神話の酒神バッカスの養父であるシレネスの名に因んでいる。
種小名は「強い、強固な」の意。
学名sn Silene firma
英名en Nodding catchfly
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 疏毛女娄菜
植物分類 ナデシコ科マンテマ属
園芸分類 越年生草本
用途use 路地植え/鉢植え
原産地
distribution
日本・朝鮮半島・中国・アムール地方・ウスリー地方
花言葉
解説
desription
フシグロは、ナデシコ科の越年草である。茎は直立し、草丈は30~100㎝程度となる。茎の節部は暗紫色を帯びる。葉は、長さ30~10㎝、幅1~3㎝程度の披針形~卵状披針形で、縁部は全縁有毛、先端部は尖り、基部では茎に対生する。6~9月頃、茎頂並びに茎上部の葉腋に、長さ7㎜前後程度で、鐘形の萼の上に、白色の花をつける。花弁の先端部は2浅裂する。花後には長さ8~9㎜程度で卵形の蒴果をつける。
履歴
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考 ※別名のサツマニンジンについては、牧野富太郎博士は次のように説明している。
「薩摩人参は、昔、商人が本品の髭根を混ぜて売ったのでこの名がついた。雁来サツマニンジンとは、トチバニンジン即ち所謂竹節人参のことで、この竹節人参は初め薩摩から世に出たのでこのように称するのである。結局、フシグロをサツマニンジンと偽ったのである」(『牧野 新日本植物圖鑑』(北隆館 1961)