和名 jp | フラグミペディウム・メモリア・ディック・クレメンツ | ||
漢字表記 | 茨城県立植物園にて |
||
別名・異名 other name |
|||
古名 old name |
|||
語源 etymology |
和名は、学名の音読みから。 属名は、ギリシャ語のphragma(=隔壁)とpedium(=スリッパ、サンダル)の合成語からで、子房が3室に分かれており、唇弁がスリッパのような形状をしていることから。 品種名はスペイン語で「ディック・クレメンツの思い出」の意で、作出者である元ハーバード大学付属植物園長だったDick Clements氏への献名。 |
||
学名sn | Phragmipedium memoria Dick Clements | ||
英名en | |||
仏名fr | |||
独名de | |||
伊名it | |||
西名es | |||
葡名pt | |||
漢名ch | |||
植物分類 | ラン科フラグミペディウム属 | ||
園芸分類 | 多年生草本 | ||
用途use | 鉢植え | ||
原産地 distribution |
園芸作出品種 | ||
花言葉 | |||
解説 desscription |
フラグミペディウム・メモリア・ディック・クレメンツはラン科の多年草である。本種の属するフラグミペディウム属の蘭は、メキシコ、グアテマラ、パナマ、ブラジル、ペルーに自生する地生ラン(岩上に着生の場合もあるという)である。この属のランはパフィオペディルム属とよく似た草姿をしているが、パフィオの場合には東南アジアに分布し、フラグミペディウム属の場合には、中南米に分布することになる。パフィオとペディルム属とフラグミペディム属とは、花茎にある苞葉が良く発達する点と、学名にあるように子房が3室に分かれる点であるという。本種は、上述のフラグミペディウム属のハイブリッド品種である。交配親はPhragmipedium sargentianum x Phragmipedium besseae である。長さ30㎝程度でほぼ線形(or狭楕円形)で中央部で中折れ状の葉が扇を開くような形で重なり合う。冬~春にかけて30~50㎝程度の花茎を立ち上げ、濃赤色の花を数花つける。本種の場合、数花が同時に開花することでも知られているが、花色に関しては個別に多様化するという。花はシルクのような質感を持ち、形状もほぼ十字型となる。 | ||
履歴 | フラグミペディア属はペルーで1981年に発見されている。 | ||
県花・国花 | |||
古典1 | |||
古典2 | |||
季語 | |||
備考 |