和名jp | フクロユキノシタ | 撮影者:千葉県 三浦久美子様 ↑撮影地:大船植物園↓ 撮影地:筑波実験植物園↓ |
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漢字表記 | 袋雪の下 | ||
別名・異名 other name |
セファロタス・フォリクラリス | ||
古名 old name |
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語源 etymology |
和名は、袋状の捕虫嚢を持ち、花の構造がユキノシタに似ていることからという。 属名は、ギリシャ語のkephalotes(=頭状の)を語源としている。 種小名は「卵形の」の意。 |
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学名sn | Cephalotus follicularis | ||
英名en | Albany piycher plant Western Australian piycher plant Fly-catcher plant Mocassin plant |
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仏名fr | |||
独名de | |||
伊名it | |||
西名es | |||
葡名pt | |||
漢名ch | |||
植物分類 | フクロユキノシタ科フクロユキノシタ属(1属1種) | ||
園芸分類 | 多年生草本 | ||
用途use | 路地植え/鉢植え | ||
原産地 distribution |
西オーストラリア州:固有種 | ||
花言葉 | |||
解説 description |
フクロユキノシタはフクロユキノシタ科の多年草である。西オーストラリア南西部のAlbany市郊外の海岸近くの湿地帯にのみ自生の見られる1属1種の食虫植物である。そのため、英名ではAlbany piycher plantと呼ばれている。本種は根を持たず、地上に匍匐枝を出し、分枝を繰り返し広がりを見せる。2種類の葉を持ち、低温期には非食虫性で平たい楕円形の葉を出し、光合成によって生育し、夏場の高温期には3~5㎝程度の捕虫葉をつける。葉には毛が密生する。捕虫嚢には目立った4個の翼が見られる。捕虫嚢の形はウツボカズラに良く似ていると言える。原産地では1~2月頃、つまり原産地の夏場に、60㎝程度の花茎を立ち上げ径8㎜前後程度で乳白色の花をつける。 | ||
履歴 | 本種は1791年にフランス人自然科学者Jacques-Julien Houtou de la Billardiereによって発見され、その後、1802年にはイギリス人植物学者Robert Brownによって観察されている。我が国へは昭和33年(1958)に渡来している。 | ||
県花・国花 | |||
古典1 | |||
古典2 | |||
季語 | |||
備考 |