和名jp | フクジュソウ | ↑撮影:GKZ↓ ↑栃木県・三毳山にて↓ 撮影者:千葉県 三浦久美子様↓ 撮影地:府中郷土の森↑ 撮影地:越生梅林↑ 撮影地:神代植物多様性センター↑ |
漢字表記 | 福寿草 | |
別名・異名 other name |
ガンジツソウ(元日草) チョウシュンギク(長春菊) |
|
古名 old name |
||
語源 etymology |
和名は、旧暦の元日頃に姿を現し、正月の飾りとされたために目出度いの意味の「福寿」を付けたものとか。他にも諸説あり。 属名のAdonisは、ギリシャ神話に登場する美少年アドニスに因んでいる。 種小名は「枝分かれした」の意。 |
|
学名sn | Adonis ramosa Franch. | |
英名en | Amur adonis | |
仏名fr | adonide | |
独名de | ||
伊名it | ||
西名es | ||
葡名pt | ||
漢名ch | 側金盞花 | |
植物分類 | キンポウゲ科フクジュソウ属 | |
園芸分類 | 多年生草本 | |
用途 | 鉢植え/路地植え/薬用 | |
原産地 distriburion |
日本/シベリア/サハリン/中国東北部/朝鮮半島 | |
花言葉 | 永遠の幸せ/祝福/幸運を招く | |
解説 description |
フクジュソウは、キンポウゲ科の多年草である。我が国の落葉広葉樹林の林縁や林下に自生が見られる。草丈は15~30㎝程度。葉には長い葉柄があり、無毛。根出葉はない。2~3月頃に茎頂に金色の花を見せる。花径は3㎝前後。 | |
履歴 | フクジュソウの初見は、『花壇綱目』(1681年)ということになる。江戸時代の俳人松江重頼の俳諧書『毛吹草』(1645年頃)にフクジュソウの記載が見られる。また、『花壇地錦抄』(1694年)にも記載が見られる。江戸時代の園芸ブームでは、フクジュソウも人気を博し、文久2年(1862)当時で、既に126品種を数えたという。今日では古典園芸植物として扱われている。 | |
県花・国花 | 熊本県:相良村花 高知県:大豊町花 奈良県:西吉野村花・河合町花 長野県:阿智村花・木島平村花・木曽福島町花・辰野町花 栃木県:小川町花・馬頭町花 埼玉県:小川町・旧川本町花・旧花園町花 福島県:表郷村花 秋田県:羽後町花 青森県:深浦町花・三戸町花 北海道:陸別町花・枝幸町花 |
|
古典1 | 『蕪村句集』 | |
古典2 | 『大和本草』、『和漢三歳図会』、『物品識名』 | |
季語 | 新年 | |
備考 | ※有毒植物(根・茎) |