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和名jp ブタモロコシ  撮影者:千葉県 三浦久美子様

撮影地:筑波実験植物園
 
漢字表記 豚蜀黍
別名・異名
other name
テオシント
古名
old name
語源 
etymology
和名は、食用に適さないトウモロコシの意から。
属名は、コムギの1種のギリシャ古名を転用したものという。
種小名は「メキシコの」の意。 
学名sn Zea mays ssp. mexicana
(= Euchlaena mexicana)
英名en Mexican teosinte
Teosinte
仏名fr
独名de
伊名it
西名es Teocintle
葡名pt
漢名ch
植物分類 イネ科トウモロコシ属
園芸分類 多年生草本
用途use 路地植え/鉢植え
原産地
distribution
メキシコ~グアテマラ
花言葉
解説
description
テオシントはイネ科の一年草である。茎は直立し基部で分蘖する。草丈は3~4.5m程度に。葉は剣形で、長さは30~100㎝程度。トウモロコシと同様に茎の先端に雄穂、その下の葉腋に雌穂をつける。雌穂は包葉に包まれ、そのなかに果実が数個から十数個二列につく。ただし、テオシントの実は食用には適さない。そこで、ブタモロコシ(豚蜀黍)の和名を持つ。テオシントから実付きの良い物が選抜育成されたのがトウモロコシという。つまり、テオシントはトウモロコシの原種と言うことになる。本来トウモロコシは中米の乾燥地帯から生まれた作物である。ところが、我が国の気候はトウモロコシには多湿に過ぎるということになる。一方、テオシントの場合には、多湿地でも生育が可能という性質を有している。この両者の遺伝子を組み合わせて、我が国向きのトウモロコシを作出しようという研究が進められているという。近年、トウモロコシの場合、食用ばかりではなく、バイオ燃料としても着目されているからである。ただし、遺伝子組み換え植物の作出に関しては、賛否両論があることも確かである。 
履歴
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考