和名jp | ホソバタイセイ | 撮影者:東京都 中村利治様↑ 撮影者:千葉県 三浦久美子様↓ 撮影地:都立薬用植物園↑ ↑撮影地:東京薬科大学↓ |
漢字表記 | 細葉大青 | |
別名・異名 other name |
ウォード ダイヤーズ・ウォード バンランコン(板藍根) シュウラン(菘藍) |
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古名 old name |
撮影地:都立薬用植物園 | |
語源 etymology |
和名は同属で中国原産のタイセイ(大青 学名:Isatis indigotica)よりも細葉であることから。 別名のウォード(woad)とは、古代ブリトン人(ブリテン島のケルト系先住民族の総称)が用いた青色の入れ墨に由来している。 更に、別名のバンランコン(板藍根)とは本来的には、植物名ではなく、本種並びに上述のタイセイの根から生成された漢方薬名である。 属名はギリシャ語のIsatis(=タイセイのギリシャ古名)から。 種小名は「染色用の」の意。 |
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学名sn | Isatis tinctoria | |
英名en | Waod,Glastum Dyer's woad |
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仏名fr | Pastel des teinturiers | |
独名de | Färbewaid | |
伊名it | Guado gualdo |
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西名es | Hierba pastel Isatide Glasto |
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葡名pt | Pastel | |
漢名ch | 菘藍 欧洲菘藍 草大青 大藍 大錠 |
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植物分類 | アブラナ科タイセイ属 | |
園芸分類 | 2年生草本 | |
用途use | 路地植え/鉢植え/薬用/染料 | |
原産地 distribution |
南欧 | |
花言葉 | ||
解説 description |
ホソバタイセイは、アブラナ科の越年草である。草丈は、1~1.5m程度に。茎は青緑色で粉を吹いたような色合いで、白色の細毛に覆われている。葉は長さ6~13㎝程度の長円上の披針形で茎に互生する。7~9月頃。茎上部に総状花序をつけ黄色い4弁花を多数付ける。 | |
履歴 | 我が国では古くから中国から渡来したアイから青色の染料を得てきたが、ヨーロッパでは、本種から青色の染料を得てきた。しかし、どちらも、人工藍が化学的に製造されるようになった時点以降徐々に生産は衰退の方向に向かってしまっている。しかし、本種は、薬用としては今も用いられている。本種と同属の中国産のタイセイ(大青 学名:Isatis indigotica)は、享保年間(1716~36)に渡来しているが、本種は、それ以後に渡来している。そのために、本種の葉がタイセイに比して細葉であることからホソバタイセイの名が付いたと言われている。 | |
県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | ||
季語 | ||
備考 |