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和名jp ボウフウ
撮影者:千葉県 三浦久美子様

撮影地:都立薬用植物園
漢字表記 防風
別名・異名
other name
ハマタカナ(浜高菜)
ハマオホネ(浜大根)
ビョウブグサ(屏風草)
古名 
old name
ハマスガナ(波末須加奈・浜菅奈)
ハマニガナ(波末爾加奈・浜苦菜)
ハマスミレ(浜菫)
語源
etymology
和名は、中国名「防風」の音読みから。
属名は、ロシア人植物学者Boris Konstantinovich Schischkinの菜に因んでいる。
種小名は「広く分岐した」の意。
学名sn Saposhnikovia divaricata
英名en Fangfeng
Bangpung
Siler
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 防風
植物分類 セリ科ボウフウ属
園芸分類 多年生草本
用途use 薬用
原産地
distribution
中国
花言葉 美徳
解説
description
ボウフウは、セリ科の多年草である。かつて中国から渡来し、栽培され、各地で帰化状態にあったが、現在では絶滅して野生種は存在しない。草丈は20~80㎝程度となる。全草に毛があり、根茎は太く、茎は単生する。根生葉は叢生し、長い葉柄を持ち、葉は3回羽状全裂する。8~9月頃、茎頂に複散形花序を出し、径3㎜程度で黄色5弁の小花を多数つける。花後には5×3㎜程度で卵形の果実をつける。
履歴 本種は、韓国・モンゴル・ロシアでは栽培されている。
我が国では、享保年間(1716~36)に中国から渡来の種子が御薬園から各地へ栽培普及したが、その後絶滅している。
県花・国花
古典1 『近松浄瑠璃集』
古典2 『延喜式』、『本草和名』、『倭名類聚抄』、『下学集』、『多識編』、『本朝食鑑』、『大和本草』、『和漢三才図会』、『物類品隲』、『物類呼称』、『薬品手引草』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』
季語
備考