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和名jp ヒョウタン
撮影:GKZ/群馬県明和町にて ↑とちぎ花センターにて↓
撮影者:タイ在住 上田勇様↓

撮影地:タイ・メソート市内






漢字表記 瓢箪
別名・異名
other name
ヒサゴ
ナム・タオ(タイ語名)
古名
old name
ヒサゴ(瓢)
語源
etymology
「瓢」とはひさごのことであり、「箪」とは竹製の丸い飯櫃のことである。
属名は
、ラテン語のlagenos(=瓶)を語源としている。
種小名は、アフリカ産の果物名siccusに関連しているようである。
変種名はヒョウタンのラテン古名である。
学名sn Lagenaria siceraria var. gourda
英名en calabash
仏名fr calebasse
独名de Kalebasse
伊名it zucca
西名es calabacera
葡名pt cabaça
漢名ch 葫蘆
泰名th น้ำเต้า 
植物分類 ウリ科ユウガオ属
園芸分類 一年生草本
用途use 食用/容器/観賞用/パーゴラ/スイカの台木/楽器/工芸品
原産地
distribution
西アフリカ
花言葉 夢、円満
解説
description
ヒョウタンは、ウリ科の一年草である。その果実の大きさで長ヒョウタン(1~1.5㍍)、大ヒョウタン(30~50㎝)、中ヒョウタン(20~29㎝)、百成ヒョウタン(13~19㎝)、千成ヒョウタン(6~12㎝)、豆ヒョウタン(5㎝以下)に分けられている。ユウガオの変種で全体に毛が密生する。茎は蔓性で、二股に分岐する巻きひげを持ち他物に巻き付く。葉は円状心臓形で、長い葉柄を持つ。7~8月頃葉腋から長い花柄を出し白色の漏斗状花をつける。果実は長く、中央部がくびれ、上下で大きさが異なる。成熟すると果皮は堅くなる。
履歴 最古のヒョウタンは、ペルーの紀元前1万3千年~1万1千年の遺跡から出土している。
我が国では、福井県鳥浜貝塚出土の縄文前期のヒョウタンの果皮と種子が最も古い。
県花・国花
古典1 『今昔物語』、『平家物語』、『徒然草』、『近松浄瑠璃集』、『芭蕉句集』
古典2 『延喜式』、『下学集』、『和漢三歳図会』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』
・瓢箪の川流れ→浮き浮きとして落ち着きのない様子。
・瓢箪から駒が出る→冗談が真実になること。
・瓢箪に釣り鐘→ひどく差異のあることのたとえ。
季語
備考   
撮影者:神奈川県 池田正夫様/ 撮影地:愛知県弥富市↓

雄花↑ 

雌花↑ 
 撮影者:東京都 中村利治様/撮影地:タイ・スパン・ブリー:ブンチャワ野菜園↓
   
『パイプのけむり』 巻数 頁数 タイトル
3 154 「靴篦」
14 280 「蔓もの」
15 234 「呆ける」
17 137,140 「下克上」
18 30 「向日葵」
18 242 「床屋」
23 207 「白露」
24 113 「ヒーター」