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検索名 ヒロハギシギシ(広葉羊蹄)
和名jp エゾノギシギシ
撮影者:ポルトガル在住 武本比登志/睦子様

撮影地:ポルトガル コスタ・アズール地方
漢字表記 蝦夷羊蹄
別名・異名
other name
ルメックス・オブツシフォリウス
ヒロハギシギシ(広葉羊蹄)
古名old name
語源
etymology
和名は、発見地名から。
属名はラテン古名rumez(=槍)の意で、葉の形状から。
種小名は「鈍頭葉の」の意。
学名sn Rumex obtusifolius
英名en Bitter dock
Broad-leaved dock
Bluntleaf dock
Dock leaf
Butter dock
仏名fr Patience à feuilles obtuses
独名de Stumpfblättrige Ampfer
伊名it Romice comune
西名es Izuca
lengua de vaca
Acedera
Bernaola
chupeta
葡名pt Azeda-de-folha-larga
Coenha
Erva-britânica
Labaça
Labaça-de-folha-larga
Labaça-obtusa
漢名ch 鈍葉酸模
植物分類 タデ科ギシギシ属
園芸分類 多年生草本
用途use 薬用
原産地
distribution
ヨーロッパ
花言葉
解説
description
エゾノギシギシは、タデ科の多年草である。我が国では、概して路傍や荒れ地に自生の見られる帰化植物である。草丈は30~130㎝程度となる。茎・葉柄・葉の中脈は、赤味を帯びることが多い。葉は、長さ15~30㎝程度の卵状楕円形~長楕円形で、縁部はほぼ全縁であるが細かく波を打ち、先端部は鈍頭で、基部では心形となり長い葉柄に連なり茎に互生する。6~9月頃、茎上部に総状花序を出し、淡緑色の小花を多数つける。花後には、内花被片3個は翼状と化し、下部の縁に刺状突起がある。中央部は瘤状に膨れ、痩果を含む。本種の場合、1株当たりの種子生産量は数千~数万と言われており、非常に繁殖力が旺盛となる。
履歴 本種は、南北米大陸・オーストラリア・中国大陸では帰化状態にある。
本種は、明治42年(1909)に、北海道で最初に確認され、その後、我が国各地(本州・祖国・九州)に帰化状態と化している。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考