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和名jp ヒオウギ
↑ 花の様子

↑ 種子  ↓葉姿
漢字表記 檜扇
別名・異名
other name
カラスオウギ
ヌバタマ
古名
old name
カラスアフギ(加良須阿布岐)
語源
etymology
和名は、葉姿が檜扇状であることから。
属名は、インドのバラマール地方を意味し
種小名は「中国の」の意。
学名sn Belamcanda chinensis
英名en Blackberry lily/Leoparsd flower
仏名fr
独名de
伊名it
西名es 撮影は拙庭にて
葡名pt
漢名ch 射干
植物分類 アヤメ科ヒオウギ属
園芸分類 多年生草本
用途use 庭植え/路地植え/切り花
原産地
distribution
日本/中国インド北部
花言葉 誠意、誠実
解説
description
ヒオウギは、アヤメ科の宿根草である。地球上で、1属1種の特殊な存在である。和名の通りに幅3㎝程度、長さ30~40㎝程度で剣状の葉が扇を開いたかのような状態を見せる。草丈は、1m程度まで。7~8月に朱桃色の径5㎝前後の花を見せる。花には、赤い斑点が見られる。花弁は6枚。
履歴 我が国の古語で、黒色を表す最も古い言葉は「ヌバ」であった。ヒオウギの種子は真っ黒なので、「ヌバタマ」と呼ばれた。そして、「黒」、「夜」、「髪」などにかかる枕詞として「ヌバタマ」が用いられるようになっている。
県花・国花
古典1 『古事記』、『日本書紀』、『出雲風土記』、『太平記』、『近松浄瑠璃集』
古典2 『延喜式』、『和漢三歳図会』、『物品識名』
季語
備考 ※等しくアヤメ科に「ヒオウギアヤメ(Iris setosa)」が存在するが、本種とは別の存在である。