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和名jp  ヒナカゴ  
漢字表記 雛籠
別名・異名
other name
アステキウム・ヒントニー
古名
old name
語源
etymology
和名の語源不詳。植物体の形状からの命名か?
属名は、メキシコ先住民の文化アステカ(Azteca)をラテン語表記したものである。本属のサボテンがメキシコに自生、サボテン表皮が多数の輪が重なっているかのように見える様子がアステカ人の入れ墨に似ていることを示している。
種小名は、本種をメキシコで発見したイギリス系メキシコ人のプラントハンターGeorge Sebastian Hnton氏への献名。
学名sn Aztekium hintonii
撮影者:東京都 山口米子様
英名en
仏名fr
独名de
伊名it 撮影地:神代植物公園
西名es 多肉植物展
葡名pt
漢名ch 辛頓花籠
植物分類 サボテン科アズテキウム属
園芸分類 多年生草本
用途use 鉢植え
原産地
distribution
メキシコ
花言葉
解説
description
ヒナカゴは、サボテン科の多年草である。本種は、メキシコのヌエボ・レオン州ガレアナ地域の標高1200mの石灰岩地帯の崖上に自生するという。根は単純な繊維状で茎との境目では肥厚する。植物体は、灰緑色の孤立した球状~円柱状となる。草丈は20㎝、径10㎝程度の小形のサボテンである。頂点は羊毛状の付属物によって覆われる。稜数は10~15本あり、深さは6~12㎜程度となる。刺座は稜上に多数並ぶ。刺は3本で、長さ13㎜程度までで湾曲し、中心部と放射状部との「区別かつかない。成熟した刺座ではしばしば刺が無く、若い刺座でも刺はとても減少し、とても脆い。7~8月頃開花する。花は径1~3㎝程度のマゼンタ色筒状花となる。花弁数は12個程度となる。花筒の基部は羊毛状物質で覆われる。花後には丸味のある細長い果実をつけ、内部に光沢ある茶色を帯びた黒色で長さ1㎜程度の種子を持つ。
履歴 アズテキウム属は、1929年にメキシコのヌエボ・レオン州で、ドイツ人Friedrich Ritterによって発見されAztekium ritteriiと命名され、当初は1属1種とされてきた。その後、1991年に本種(Aztekium hintonii)がメキシコ人George S.Hintonによって発見され、その後、2011年にMario Albelt Valdeé MarroquínによってAztekium valdezii種が発見されている。
古典1
古典2
季語
県花・国花
備考