和名jp | ヒメハギ | 撮影者:奈良県 中野様↑ 撮影者:千葉県 三浦久美子様↓ ↑撮影地:東京薬科大学↓ |
漢字表記 | 姫萩 | |
別名・異名 other name |
シバクサ(柴草) コグサ(小草) ノチャ(野茶) スズメハギ(雀萩) オンジ((遠志) |
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古名 old name |
撮影地:平城京跡 | |
語源 etymology |
和名は、花姿がハギを思い起こさせ、小形の草でもあることからと言う。 属名は、ギリシャ語のpolu(=多い)とgara(=乳)の合成語からで、と古代ギリシャ語医師・植物学者であったディオスコリデスが乳汁を多く出すある種の樹高の低い灌木につけた名出会ったという。。 種小名は「日本の」の意。 |
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学名sn | Polygala japonica | |
英名en | Dwarf milkwork | |
仏名fr | ||
独名de | ||
伊名it | ||
西名es | ||
葡名pt | ||
漢名ch | 瓜子金 卵葉遠志 辰砂草 竹葉地丁 小金不換 帰瓜仁草 通性草 小英雄 散血丹 高脚瓜子草 小葉瓜子草 小葉地丁草 日本遠志 遠志草 地藤草 神砂草 |
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植物分類 | ヒメハギ科ヒメハギ属 | |
園芸分類 | 多年生草本(亜低木) | |
用途use | 路地植え/鉢植え/薬用 | |
原産地 distribution |
日本、台湾、朝鮮半島、中国、フィリピン、インドシナ、ヒマラヤ東部 | |
花言葉 | ||
解説 description |
ヒメハギはヒメハギ科の多年草である。概して日当たりの良い地に自生が見られる。草丈は20㎝程度まで。硬い茎を持ち、基部で分枝をし、地表を横走し、樹部は斜上する。葉は長さ1~3㎝、幅0.3~1.7㎝程度の卵形~楕円形で茎に互生する。4~7月頃、茎先端部或いは茎上部の葉腋から総状花序を出し、蝶形花をつける。花弁は3個で、内下方の1個の基部は雄蘂筒の基部と合着し、先端には細裂した房状の付属物がある。雄蘂は8個で基部は鞘状に合着する。花後の果実は蒴果で2個の種子を内包する。 | |
履歴 | ||
県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | 『本草和名』、『大和本草』、『和漢三才図会』、『物類呼称』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』 | |
季語 | 春 | |
備考 | オンジ(遠志)とは本来中国原産のイトメハギに対する中国名であり、漢方薬でもある。そこで、本種を「和遠志」と区別して呼ぶこともある。 |