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検索名  パック・コム・バイデーン(タイ語名)
和名jp ヒモゲイトウ
撮影者:東京都 中村利治様↑
 撮影者:タイ・メソート市在住 上田勇様↓

撮影地:タイ・メソート市内
漢字表記 紐鶏頭
別名・異名
other name
アマランサス・カウダツス
センニンコク(仙人穀)
センネンコク(千年穀)
エンコウゲイトウ(猿猴鶏頭)
パック・コム・バイデーン(タイ語名)
古名
old name
撮影地:都立薬用植物園
語源
etymology
和名は、花穂が紐状のケイトウの意。因みに、本種はハゲイトウの仲間である。
属名はギリシャ語のamaranthos(=しぼまない)を語源としている。萼並びに小包葉がしぼまないことから、また、別には乾燥に耐えることからとも云われている。
種小名は「尾のある、尾状の」の意。
学名sn Amaranthus caudatus
英名 Love lies bleeding
assel flower
foxtail amaranth
quilete
Inca wheat
cat-tai
Tumbleweed
仏名fr Amarante queue de renard
独名de Fuchsschwanz Amarant
伊名it Kiwicha
quicha
amaranto
西名es cua de guineu
葡名pt kiwicha
漢名ch 老鎗穀
紅莧菜
仙人穀
泰名th ผักขมใบแดง
植物分類 ヒユ科ヒユ属
園芸分類 1年生草本
用途use 路地植え/鉢植え/食用(葉・種子)/精油
原産地
distribution
インド
花言葉 心配無用・変わり者
解説
description
ヒモゲイトウは、ヒユ科の1年草である。本種は、学名からも理解できるように園芸植物としては、ハゲイトウの仲間と言うことになる。しかし、本種は、尾状に垂れ下がった花穂を観賞する目的で栽培されている。本来的には、食用野菜であり、種子は穀物扱い、葉は菜葉としてどちらも食用とされてきた。下欄に記したように、西洋社会に渡って後に、園芸植物として栽培されるようになっている。草丈は1.5~2m程度に。茎や枝が暗紅色を帯びることがある。葉は広楕円形で、全縁、鋭頭、茎に互生する。8~10月頃茎長から写真に見られるような長い花穂を下垂する。この紐状の花穂は分枝をして数条になって下垂するので見応えがある。花穂の色は、紫紅色だが、黄緑色や緑白色のものも存在する。
履歴 原産地のインドで野菜として栽培されていたものが、17世紀頃にイギリスに紹介され園芸植物として扱われるようになっている。
我が国へは、文化2年(1815)に琉球より渡来とも、また、別には、嘉永年間(1848~54)に渡来とも言われている。
本種は、近年、我が国でも「センニンコク」或いは「アマランサス」の名で自然食品として市場に流通している。本種は、リジンを大量に含み、しかも穀物アレルギーの患者も食べられることから、今日注目を浴びている。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考