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和名jp パフィオペディルム・ピノキオ
漢字表記
別名・異名
other name
パフィオペディルム・ピノチオ
古名
old name
語源
etymology
和名は学名の音読みから。
属名は、ギリシャ語のPaphos(=ビーナス)とpedilon(=サンダル)の合成語から。
種小名はイタリアの童話に登場する木の人形「ピノキオ」の名に因んでいる。
学名sn Paphiopedilum pinocchio
ワールドオーキッドinろまんちっく村にて
英名en Pinocchio's slipper orchid
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 皮諾丘仙履蘭
植物分類 ラン科パフィオペディルム属
園芸分類 多年生草本
用途use 鉢植え
原産地
distribution
園芸作出品種
花言葉
解説
description
パフィオペディルム・ピノキオは、ラン科の多年草である。Paph. galaucophyllum × Paph. primulinumの交雑によって作出されたハイブリッド系のパフィオである。葉は長楕円形で4~5枚つく。葉縁は緩やかに波を打つ。1~3月頃長さ30~45㎝程度の花茎を伸ばし、その先に掲載した写真のような花をつける。本種は全草に白色の細毛に覆われているが、特に、花弁の縁には疣状の突起が不規則に並び其の部分には長い白色の軟細毛が目立つ。花径は5㎝程度で、花弁部はほぼ水平に横方向に左右に伸びるが。その縁は不規則な捩れを見せる。花弁は黄色地に赤褐色の横筋並びに濃褐色の斑点模様が入る。上萼片は衝立状に直立し、緑色地で中央部ほど濃色となり、周辺部ほど単色となり、縁は淡黄色状となる。唇弁は円筒状に下垂し、開口部は淡黄色で、底部は橙色となる。本種の交配親が双方共に多花性であるため、本種も多花性である。掲載した写真の右端の花は、底部が茶色であることから開花が終わりを告げていることを示しているが、最左端はこれから最盛となることとなる。このように、本種は、次々と順次開花を繰り返すために開花期がとても長くなり、3ヶ月~半年にまで及ぶと言われている。
履歴 本種は、Paphiopedilum glaucophyllum種とPaphiopedilum primulinum種の同属間交雑により作出され、1977年に新品種として登録されている。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考