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和名jp ハチク
撮影者:埼玉県 勝安房様↑ 
撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

撮影地:千葉県立大多喜自然の森・竹笹園↑  
漢字表記 淡竹
別名・異名
other name
カラタケ(幹竹・漢竹・唐竹)
クレタケ(呉竹)
古名
old name 
 アワタケ(淡竹)オホタケ(於保太介・淡竹・宇竹)
語源
etymology
和名は、筍の味が淡色であることから淡竹(ハチク)と命名されたとか。また、別には、筍の皮色が淡いことからとも。
属名
は、ギリシャ語のphllon(=葉)とstachys(=穂)の合成語で、葉片のついた苞に包まれた花穂の姿から。
種小名は「黒色の」の意。
変種名は「(中国の地名)湖南の」の意。
 撮影地:池袋の百貨店→
学名sn Phyllostachys nigra var. henonis
英名en Henon bamboo
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 金毛竹
植物分類 イネ科マダケ属
園芸分類 常緑多年生草
用途use 食用(筍・実)/用材(器具:茶道具等並びに竹細工品・包装材・箒・竹垣・建築材)/草履(筍の皮)
原産地
distribution
台湾、中国
花言葉
解説
description
ハチクは、マダケの仲間で、稈高は最大20m程度となる。節間は20〜40p程度。稈の表面は蝋質成分により淡緑色となる。筍は3〜5月頃に出て、色は淡褐色であり、マダケのように黒色の斑紋が出ない。節から枝は2本出る。葉は長さ9〜13p程度の卵状披針形で、互生する。葉の表面は無毛で、葉裏の主脈部位には白色の細毛が密生する。
履歴 我が国では勝宝3年(750)には既に存在していたとされるが、導入の時期や経緯は把握出来ていない。我が国の場合、本種がモウソウチクよりも耐寒性が強いために日本海側に多く植栽されており、一部帰化状態にもある。
県花・国花
古典1 『出雲風土記』、『近松浄瑠璃集』
古典2 『和名類聚鈔』、『』大和本草』、『物類品隲』、『薬品手引草』、『物品識名』
季語
備考