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和名jp ハス  
↑撮影:GKZ/館林市・城沼にて↓   

撮影者:タイ在住 上田勇様↓

撮影地:タイ・メソート市内






 

漢字表記
別名・異名
other name
トバス
レンゲ
ハチス
ツユキグサ
ブア・ルアン(タイ語名)
古名
old name
ハチス(波知須・蓮)
語源
etymology
和名は、古名を「ハチス」と言ったが、実の形が蜂の巣状であることから。そして、ハチスの転訛からハスとなった。
属名は、スリランカの現地語でハスを意味する言葉に因んでいる。
種小名は「堅果を持った」の意。
学名sn Nelumbo nucifera Gaertn.
英名en lotus
仏名fr lotus
独名de Lotos
伊名it loto
西名es loto
葡名pt lótus
漢名ch
泰名th บัวหลวง
植物分類 ハス科(←スイレン科)ハス属
園芸分類 水生多年生草本
用途use 花(観賞用)/根(食用)/種子(食用・薬用) 
原産地
distribution
インド/中国/ペルシャ/オーストラリア/北米/日本 
花言葉 遠くに去った愛・雄弁/撤回(葉)
解説
description
地下茎は節が多く白色で、長く水底の泥の中を這い、疎らに分枝し、細長い円柱形であるが、晩秋に末端部が甚だしく肥厚し、いわゆる蓮根となる。夏に長く直立した花柄の先端に、紅色、朱紅色、白色などの花を見せる。葉には疎らに刺があり、径は40㎝前後、葉脈は四方に走る。 
履歴 中国では、宋元期に蓮の改良が急激に進んでいる。
わが国では、江戸時代後期に100種近い花ハスが栽培されていた。 
県花・国花 インド・スリランカの国花
滋賀県:守谷市花
 
古典1 『古事記』、『日本書紀』、『出雲風土記』、『常陸風土記』、『肥前風土記』、『万葉集』、『古今和歌集』、『落窪物語』、『枕草子』、『源氏物語』、『和漢朗詠集』、『梁塵秘抄』、『後撰和歌集』、『今昔物語』、『平家物語』、『太平記』、『謡曲』、『御伽草子』、『近松浄瑠璃集』、『好色五人女』、『芭蕉句集』、『蕪村句集』、『一茶句集』 
古典2 『延喜式』、『本草和名』、『倭名類聚鈔』、『下学集』、『大和本草』、『和漢三歳図会』、『本草綱目啓蒙』 
・蓮花の水に在るが如し→世の悪に染まらず清廉潔白な人を言う。
・蓮っ葉もの→落ち着きが無く、身持ちの定まらない人を言う。 
季語
備考
 撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

撮影地:常磐線土浦駅周辺のレンコン畑↑


   
『パイプのけむり』 巻数 頁数 タイトル
16 106 「銀ぶらの記」
17 60 「後日譚」
18 222 「河骨」