和名jp | ハナシュクシャ | ↑撮影:GKZ/群馬県館林市にて↓ 撮影者:タイ市在住 上田勇様↓ 撮影地:タイ・メソート市内 撮影者:千葉県 三浦久美子様↓ 撮影地:都立薬用植物園↑ |
漢字表記 | 花縮砂 | |
別名・異名 other name |
ホワイトジンジャー シュクシャ ヘディキウム・コロナリウム |
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古名 old name |
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語源 etymology |
和名の語源については備考欄参照※ 属名は、ギリシャ語のhedys(=美味)とchion(=雪)の合成語で、花が純白で芳香を有することから。 種小名は「副花冠ある」の意。 |
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学名sn | Hedychium coronarium | |
英名en | White Ginger Blossom Butterfly Flower Ginger Lily |
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仏名fr | gingembra | |
独名de | Ingwer | |
伊名it | zenzero | |
西名es | jengibre | |
葡名pt | gengibre | |
漢名ch | 姜花 薑花 |
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泰名th | กระทายเหิน หางหงส์ ตาห่าน เหินแก้ว เหินคำ |
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植物分類 | ショウガ科シュクシャ属 | |
園芸分類 | 多年生草本 | |
用途 | 鉢植え/花壇/香料 | |
原産地 | 東南アジア/インド/マダカスカル | |
花言葉 | むだなこと、豊かな心 | |
解説 | ハナシュクシャは、ショウガ科の多年草である。秋の始まる頃に、一見ミョウガにも似た大きな葉の間から真っ白な蝶のような花を夕方開花させる。芳香を有し、とても強い香りである。葉も茎も、根茎も、それぞれショウガやミョウガによく似ている。花からは香水が採取され、花びらは花香酒にしたり、酢の物にしたり、汁の実にしたりもする。 | |
履歴 | 我が国へは、安政3年以前に渡来している。 | |
県花・国花 | キューバの国花 ニカラグアの国花 |
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古典1 | ||
古典2 | ||
季語 | 秋 | |
備考 | ※漢名の「縮砂(シュクシャ)」という植物は、東南アジアに分布する等しくショウガ科のAmomum(ズク属)の「縮砂蔤(シュクシャミツ) 」のことであり、漢方では、その種子を縮砂仁・砂仁といい、薬用にする。我が国で縮砂(シュクシャ)と呼んでいるHedychium coronariumは、「縮砂」とはまったくの別もの。従って これにシュクシャの名を用いるのは不当と故牧野富太郎博士は『牧野植物図鑑』(北龍社)の中で述べている。加えて、本種をいうならば、「ハナシュクシャ」と言うべきである旨も添えておられる。以降、我が国では、「ハナシュクシャ」の名が用いられるようになったが、いまなお、「シュクシャ」としても用いられており、両者どちらもが通用している状況にある。因みに、我が国で「シュクシャ」と呼んでいる植物の漢名は「薑花」である。したがって、漢字表記も、「縮砂」とするのは不当な表記法ということになるが、こちらは、今もそのまま用いられている状況にある。 |