和名jp | ハナノボロギク | 撮影者:ポルトガル在住 武本比登志/睦子様 撮影地:ポルトガル コスタ・アズール地方 |
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漢字表記 | 花野襤褸菊 | ||
別名・異名 other name |
セネキオ・ヴェルナリス | ||
古名 old name |
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語源 etymology |
和名は、花の目立つノボロギクの意から。 属名は、ギリシャ語のsenex(=老人)に由来し、冠毛が白いことからと言う。 種小名は「春咲きの」の意。 |
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学名sn | Senecio vernalis | ||
英名en | eastern groundsel | ||
仏名fr | Séneçon de printemps | ||
独名de | Frühlings Greiskraut, | ||
伊名it | |||
西名es | |||
葡名pt | |||
漢名ch | |||
植物分類 | キク科キオン属 | ||
園芸分類 | 一年生草本 | ||
用途use | 野草 | ||
原産地 distribution |
西アジア:イラン・トルコ コーカサス地方:アルメニア・アゼルバイジャン・ジョージア・タゲスタン 中東アジア:トルクメニスタン 中東ヨーロッパ:オーストリア・ハンガリー・ポーランド 東ヨーロッパ:ベラルーシ・クロアチア・エストニア・クリミア・ラトビア・リトアニア・ウクライナ 南東ヨーロッパ:アルバニア・ブルガリア・ギリシャ・ルーマニア・スロベニア・ボスニア・ヘルツェゴビナ・セルビア・マケドニア・コソボ |
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花言葉 | |||
解説 description |
ハナノボロギクはキク科の一年草である。本種は、原産地の項に記した地の比較的日当たりの良い草地や路傍等に自生の見られる野草である。茎は柔らかく肉質であり、白色の軟細毛で覆われる。草丈は50㎝程度となる。葉も茎同様に白色の軟細毛に覆われる。葉は、幅広の葉軸を持ち、葉身は狭楕円状であるが、羽状に深裂し、茎に互生する。葉の縁部には鋸歯がある。3~5月頃、茎上部に円錐花序を出し、径1.5㎝程度の花を多数つける。花色は、舌状花も、中央の管状花も黄色である。花後には白色の冠毛をつけ、風に乗り飛散し繁殖する。本種の種子は、地上に落ちてから、10年以上経過しても発芽すると言う。これまでの最長記録は16年であるという。 | ||
履歴 | 本種は、原産地の項に記した地が原産であるが、世界各地の温帯地域に帰化状態にある。 我が国も例外では無く、帰化状態にあることが確認されている。 |
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県花・国花 | |||
古典1 | |||
古典2 | |||
季語 | |||
備考 |