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和名jp ハマスゲ
↑撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

撮影者:神奈川県 池田正夫様↓

撮影地:海老名市↑ 

↑撮影地:多摩川畔↓
漢字表記 浜菅
別名・異名
other name
コウブシ(香付)
ヤガラ(矢柄・矢幹)
スイカリョウ(水香棱)
古名
old name
クグ(莎草・久久・久具)
語源
etymology
和名は、我が国では、概して沿海地の砂浜に多く自生することから。
属名は、古代ギリシャ語のkupeiros(=スゲ)を語源としている。
種小名は「円形の、太った、丸味ある」の意。
   撮影地:千葉県長生村
学名sn Cyperus rotundus
英名en Coco-grass
Java grass
Nut grass
Purple nut sedge
red nut sedge
仏名fr Souchet rond
Souchet en forme d'olive
Spuchet d'Asie
Souchet officinal
Herbe à oignon
独名de Knollige Zypergras
Nussgras
Orientalische Cyperwurzel
Runde Cyperwurzel
伊名it Quadrella
Zigolo infestante
西名es Juncia real
Coyolillo
Cípero
Castañuela
Cebollín
Chufa púrpura
Corocillo
Coquito
葡名pt Junca-de-conta
漢名ch 香附子
莎草
大香附
香頭草
土香草
水香棱
地藾草
植物分類 カヤツリグサ科カヤツリグサ属
園芸分類 多年生草本
用途use 薬用
原産地
distribution
日本(本州~琉球列島)・台湾・朝鮮半島・中国・アフガニスタン・インド・インドネシア・キルギスタン・マレーシア・ミャンマー・ネパール・パキスタン・パプアニューギニア・フィリピン・スリランカ・タジキスタン・タイ・ウズベキスタン・ヴェトナム・中央ヨーロッパ・マダガスカル諸島・アフリカ南北両アメリカ・オーストラリア・太平洋諸島
花言葉
解説
description
ハマスゲは、カヤツリグサ科の多年草である。概して乾地に自生する野草である。地下に塊状の茎を持ち、細い縄状のランナーを伸ばして広がる。葉は、細く、長く、あまり硬くならず、ざらつき感も無い。葉幅は2~6㎜程度で、先端部は緩やかに垂れる。主脈の両側に膝があり、断面は浅いM字形となる。葉色は深緑で、表面には光沢がある。5~10月頃、茎上部に花茎を出す。花茎は直立し、その頂部に花序をつける。基部の苞は3個で、花序より幾分長い。花序は1回分枝する。小穂は長さ1.5~3㎝程度で数個が寄り添って束を作る。小穂の鱗片は血褐色で光沢がある。果実は鱗片の半分程度の大きさとなる。
履歴
県花・国花
古典1 『出雲風土記』(島根郡)
古典2 『新撰字鏡』、『倭名類聚鈔』、『伊呂波字類抄』、『和漢三才図会』、『薬品手引草』、『物品識名』
季語
備考