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和名jp ウサンチク
撮影者:東京都 山口米子様

撮影地:長居植物園
漢字表記 烏撒竹・大竹
別名・異名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名は、履歴欄参照。
属名
は、ギリシャ語のphllon(=葉)とstachys(=穂)の合成語で、葉片のついた苞に包まれた花穂の姿から。
種小名は「黄金色の」の意。
品種名は、鹿児島県のタケの研究家竹村芳夫氏への献名。
学名sn Phyllostachys aurea f Takemurai
英名en
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類 イネ科マダケ属
園芸分類 常緑多年生草
用途use 庭植え/鉢植え/食用(筍)/衣桁材/茶室等の手摺り材
原産地
distribution
中国
花言葉
解説
description
ウサンチクは、イネ科の多年草である。ホテイチクからの品種として分類される。稈多花は10m程度となり、稈径は7p程度となる。本種の断面は、最も正円に近く、節は2輪状で流れ節の傾向が強い。筍の皮には小黒点が散布する。葉は、中型で多少黄緑色を帯びる。ホテイチクはマダケの仲間であるが、各節の真下に厚膜組織があり膨れるので、ホテイチクの名がつけられた。高さは5〜12m程度、直径は2〜5p程度となる。開花周期は60〜120年という。
履歴 ホテイチクは、1600年末に中国から渡来したと推測されている。そのホテイチクと共に本種も渡来し、宮崎・鹿児島県では帰化状態にあると言う。ホテイチクの別名にコサンチク(小撒竹)があるが、本種は、そのコサンチクに比して大形種であるため、鹿児島地方では大形のものに「ウ」という接頭語をつけることから本種の和名が「ウサンチク(烏撒竹)」となったと言う。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考