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検索名 ウミゼキショウ(海石菖)   
   撮影者:東京都 中村利治様 
           撮影地:筑波実験植物園

和名jp シバナ
漢字表記 塩場菜
別名・異名
other name
モシオグサ(藻塩草)
ウミゼキショウ(海石菖)
ウミニラ(海韮)
ハマシバ(浜芝)
ヒロハノミサキソウ(広葉岬草)
古名
old name
語源
etymology
和名は、漢字表記から推測するに「塩場」と「菜」であることから、塩場(=塩田)の近くに自生が見られ、「菜」の語からは食用としたことがうかがわれる。つまり、海浜や河口周辺に自生し、食用も可能な野草と言うことになる。
属名は、ギリシャ語のtres(=三)とglochin(=先端)の合成語から。
種小名は「海辺の、海岸の」の意。
学名sn Triglochin maritimum
英名en Sea arrowgras
Seaside arrowgrass
仏名fr Troscart maritime
Rare
独名de Strand-Deizack
伊名it Giucastrello marino
西名es Jonc bord
,Jonco bastardo marino
葡名pt
漢名ch 海韮菜
植物分類 シバナ科(←ホロムイソウ科)シバナ属
園芸分類 多年生草本
用途use 食用(葉)
原産地
distribution
日本(九州以北の海岸湿地)を含む北半球の温帯~寒帯地域
花言葉
解説
description
シバナはシバナ科(←ホロムイソウ科)の多年草である。草丈は10~40㎝程度。葉は細く多肉質である。葉幅は1.5~5㎜程度で、その断面は半月形となっている。葉が多肉質であるのは、潮の満ち引きにより、冠水したり、逆に乾燥したりもする関係で、水分を得られない状況でも成育出来るよう水分を蓄える必要があるからである。本種は「穂状花序を出し、花は風媒花であり、花被・雄蘂共に6個で、雌蘂は1個である。
履歴 環境省RDB:準絶滅危惧種(NT)
県花・国花
古典1
古典2 『物品識名』
季語
備考