←トップ頁へ

和名jp ウキクサ
↑撮影:GKZ/群馬県館林市にて↓

撮影者:千葉県 三浦久美子様↓
撮影地:千葉市都市緑化植物園


葉表の様子↑

葉裏と根↑

根の様子↑      
漢字表記 浮草/萍草
別名・異名
other name
ナキモノグサ
古名
old name
カガミグサ(鏡草)
イミドリ(為美止利)
語源
etymology
和名は、水面に浮かんでいることから。
古名のカガミグサとは、表面に光沢があることから。また、秋になると一度に見られなくなってしまうことから、ナキモノグサとも呼ばれた。
属名は、spira(=ひも、らせん)とdelos(=明らかな)の合成語。
種小名は「多くの根がある」の意。
学名sn Spirodela polyrhiza Schleid. 
英名en Common duckmeat
Greater dickweed
Great duckmeat
Sommon duckweed
Duckmeat
仏名fr lentille d'eau
独名de Wasserlinse
伊名it lemna
西名es
lenteja de agua
葡名pt
lentilha-d'água
漢名ch 紫萍
泰名th  แหนเป็ดใหญ่ 
植物分類 サトイモ科(←ウキクサ科)ウキクサ属
園芸分類 多年生草本
用途use 野草/水鉢植え/薬用
原産地
distribution
世界の温帯~熱帯
花言葉
解説
description
ウキクサは、我が国の水田、堀、池沼河岸等、至る所で目にすることができることが水草である。葉状体は、だるま形で、長径10㎜前後で、表面は濃緑色、裏面は紫紅色。根は8~15本程度。希に、夏場に極めて小さな花を見せる。秋になると直径3ミリ前後の越冬芽をつくる。越冬芽は水底に沈んで冬を越す。
履歴
県花・国花
古典1 『古今集』、『枕草子』、『和漢朗詠集』、『今昔物語』、『新古今集』、『平家物語』、『太平記』、『御伽草子』、『近松浄瑠璃集』、『蕪村句集』、『一茶句集』
古典2 『本草和名』、『倭名類聚鈔』、『下学集』、『和漢三歳図会』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』
・浮き草暮らし→放浪生活の身の上のこと。
成句 ・浮き草は思案のほかの誘い水(古今集)→浮気な恋のこと。
・浮き草や今朝はあちらの岸に咲く(中川乙由)→浮気心の意。
季語
備考