和名jp | オルキス・マスクラ・オリビエンシス | |
漢字表記 | 撮影者:ポルトガル在住 武本比登志/睦子様 撮影地:ポルトガル コスタ・アズール地方 |
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別名・異名 other name |
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古名 old name |
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語源 etymology |
和名は、学名の音読みから。 属名は、ギリシャ語のorchis(=睾丸)に由来し、塊根の形状が丸いことから。 種小名は「雄の、男性の」の意。 亜種名は、仏領コートダジュールに地名Hyèresの名に因んでいる。 |
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学名sn | Orchis mascula ssp. olbiensis | |
英名 en | Southern early purple orchid | |
仏名fr | Orchis mâle Orchis d'Hyères |
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独名de | ||
伊名it | ||
西名es | ||
葡名pt | ||
漢名ch | ||
植物分類 | ラン科ハクサンチドリ属 | |
園芸分類 | 多年生草本 | |
用途use | 野草 | |
原産地 distribution |
イタリア・フランス・スペイン・ポルトガル・北アフリカ | |
花言葉 | ||
解説・履歴 description |
オルキス・マスカラ・オリビエンシスは、ラン科の多年草である。我が国の山地に自生の見られるハクサンチドリの仲間である。本種は、地中海沿岸地方で、標高0~600m程度の石灰岩質な日当たりの良い草原に自生が見られるという。草丈は20~60㎝程度となり、概して群落を構成して自生しているという。細かい花をよく観察してみると、帽子を被った裸の男のようにも見えることから、各国では様々な呼び方をしている。更に、「ラン」は、orchis(オルキス)と総称されるが、これは、ギリシャ語では「睾丸」の意である。これはギリシャの博物学者テオフラテスが本種の地下にある偽球茎が新旧2個並んでいる姿を見て命名している。(写真はオルキスの頁を参照下さい。)本種の葉は、根出葉は、楕円形で、ロゼット状に広がり、縁部は全縁、先端部は鈍頭、基部は幾分細まる。葉の裏面には白色の細毛が密生する。茎葉は縁部は全縁、先端部は尖り、基部は茎を抱く。4~5月頃、長い花茎の先に総状花序を出し、長さ5㎝程度で桃紫色の小花を多数つける。唇弁には濃桃紫色の斑紋が入る。 | |
県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | ||
季語 | ||
備考 |