←トップ頁へ

和名jp オルキス・イタリカ
撮影者:ポルトガル在住 武本比登志/睦子様 



撮影地:ポルトガル コスタ・アズール地方
漢字表記
別名・異名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名は、学名の音読みから。
属名は、ギリシャ語のorchis(=睾丸)に由来し、塊根の形状が丸いことから。
種小名は「イタリアの」の意。
学名sn Orchis italica
英名en Nked man orchid
仏名fr Orchis d'Italie
独名de Italienische Knabenkraut
伊名it Orchis Italica
Uomo nudo
西名es Orchis Italica
Flor del hombre desnudo
葡名pt Flor-dos-macaquinhos
-dependurados
漢名ch 義大利紅門蘭
義大利男人蘭
金字塔猴子蘭
睾丸蘭
意大利紅門蘭多
裸男蘭
裸男花
植物分類 ラン科ハクサンチドリ属
園芸分類 多年生草本
用途use 野草
原産地
distribution
地中海沿岸地方
花言葉
解説履歴
description
オルキス・イタリカは、ラン科の多年草である。我が国の山地に自生の見られるハクサンチドリの仲間である。本種は、地中海沿岸地方の日当たりの良い草原に自生が見られるという。草丈は50㎝前後程度で、概して群落を構成して自生しているという。細かい花を具に観察してみると、帽子を被った裸の男のようにも見えることから、各国では様々な呼び方をしている。更に、「ラン」は、orchis(オルキス)と総称されるが、これは、ギリシャ語では「睾丸」の意である。これはギリシャの博物学者テオフラテスが本種の地下にある球茎が新旧2個並んでいる姿を見て命名している。(写真はオルキスの頁を参照下さい。)根出葉は、幅広の線形(?)~r狭楕円形で、ロゼット状に広がり、縁部は波打ち状となり、先端部は尖り、基部は幾分細まる。茎葉は縁部の波打ちは消えてすっきりとした全縁状態となり、先端部は尖り、基部は茎を抱く。3~6月頃、長い花茎の先に総状花序を出し、径3㎝程度で淡桃紫色の小花を多数つける。 
県花・国花  
古典1  
古典2  
季語  
備考