和名jp | オルキス・アントロポフォラ | 撮影者:ポルトガル在住 武本比登志/睦子様 撮影地:ポルトガル コスタ・アズール地方 |
漢字表記 | ||
別名・異名 other name |
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古名 old name |
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語源 etymology |
和名は、学名の音読みから。 属名は、ギリシャ語のorchis(=睾丸)に由来し、塊茎の形状が丸いことから。 種小名は「人の形をした」の意。 |
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学名sn | Orchis anthropophora | |
英名en | Man orchid Man bearing orchid |
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仏名fr | Orchis homme pendu Acéras homme pendu Porte--Homme Pantine Homme-pendu |
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独名de | Orhnhorn-Lnabekrauto | |
伊名it | Orchide ballerina | |
西名es | Acera anthropophorum | |
葡名pt | Erva-dos-rapazinhos Erva-do-homem-enforcado |
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漢名ch | ||
植物分類 | ラン科ハクサンチドリ属 | |
園芸分類 | 多年生草本 | |
用途use | 野草 | |
原産地 distrbution |
西ヨーロッパ~北アフリカ | |
花言葉 | ||
解説・履歴 description |
オルキス・アントロポフォラは、ラン科の多年草である。我が国の山地に自生の見られるハクサンチドリの仲間である。本種は、ヨーロッパ西部の広い地域から北アフリカにかけて自生の見られる地生ランである。概してアルカリ性土壌で、標高1600m以下の草原や樹林下~林縁、牧草地等の斜面に自生するという。地中海沿岸地方の日当たりの良い草原に自生が見られるという。地下に球形~卵形の塊茎を2個持ち、太い根を地に指す。草丈は40~60㎝程度となる。葉は幾分厚味のある楕円状で、根出葉はロゼットを構成し、茎葉は、鞘状に茎を巻くことが多い。4~6月頃、茎頂に総状花序を出し、径3㎝程度で緑色~黄褐色の花を多数つける。開花時には異臭を放つ。英名に、Man orchidとあるが、個々の花は、裸の人間がヘルメットを被ったような形状を見せる。因みに、「ラン」は、orchis(オルキス)と総称されるが、これは、ギリシャ語では「睾丸」の意である。これはギリシャの博物学者テオフラテスが本種の地下にある球茎が新旧2個並んでいる姿を見て命名している。(写真はオルキスの頁を参照下さい。) | |
県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | ||
季語 | ||
備考 |