和名jp オオクサキビ
↑撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

撮影地:林試の森公園↑
撮影者:神奈川県 池田正夫様↓


↑撮影地:印旛沼↓





↑葉表    葉裏↓
漢字表記 大草黍
別名・異名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名は、キビは栽培されるが、本種は帰化植物の野草であることから。
属名は、panus(=キビの穂)に由来するラテン語名。
種小名は、「二叉に分かれた花穂を持つ」の意。
学名sn Panicum dichotomiflorum
英名en Fall panicgrass
Autumn millet
Fall panicum
Western witchgrass
仏名fr Panic dichotomique
独名de Gabelblütige Hirse
伊名it Panico della risaie
Panico dicotomifloro
西名es Falso mijo
葡名pt Blue-grass
Capim-arroxeado
Capim-de-boi
Capim-do-brejo
Capim-miriam
Grama-castelo
Grama-de-castela
漢名ch 洋野黍
植物分類 イネ科キビ属
園芸分類 一年生草本
用途use
原産地
distribution
南北両アメリカ大陸
花言葉
解説
description
クサオオキビはイネ科の一年草である。本種は、概して都市近郊の荒れ地や空き地、休耕田、路傍等に広く帰化している野草である。草丈は40~100㎝程度となる。茎は比較的太く、よく分枝をし、斜めに立つ。葉は、長さ20~50㎝、幅8~15㎜程度のほぼ線形で、葉舌は低く縁部に1列の毛が並ぶ。8~9月頃、茎上部に長さ15~20㎝程度の花序を出す。花軸の各節から1~2本の細い枝を出し、密に小穂をつけ、下部の枝は長さ10~15㎝程度で花軸と共にざらつきを見せる。小穂は長さ2.8~3㎜程度の披針形で、淡紫色を帯びる。第一包穎は長さ0.8㎜。第二包穎は膜質で、退化した第一小花の護穎を包む。第二小花の護穎と内穎は長さ2ミリ程度で乳白色を帯び、光沢がある。
履歴 本種は、今日、世界の温帯~熱帯地域で帰化状態にある。
我が国では、昭和4年(1929)に、東京周辺で確認され、その後全国各地で帰化状態と化す。その後、戦後間もなく、沖縄県でも帰化状態が確認され、やはり帰化状態が広まっている。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考
撮影地:海老名市↓