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和名jp オオカサスゲ
撮影者:千葉県 三浦久美子様

撮影地:栂池自然園↑

↑撮影地:尾瀬↓
漢字表記 大笠菅
別名・異名
other name
古名 
old name
語源
etymology
和名は、大形種のカサスゲの意から。因みに、カサスゲとは葉を乾燥させて簔笠を作ったことによる。
属名は、Cladium mariscus(=ヒトモトススキの近似種)の古代ラテン名からという説。或いは、ギリシャ語のkeiren(=切る)を語源とすると言う説もある。
種小名は「嘴状の果胞の」の意。
学名sn Carex rhyncophysa
英名en
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch  大穗薹草 
植物分類   カヤツリグサ科スゲ属
園芸分類 多年生草本
用途use 簔笠材
原産地
distribution
日本(本州:中部地方以北~北海道)・朝鮮半島・中国・モンゴル・ロシア
花言葉
解説
description
オオカサスゲは、カヤツリグサ科の多年草である。概して日当たりの山地の湿原に自生の見られる野草である。地下茎を伸長し群生する。草丈は60~100㎝程度となる。基部の葉鞘は太く、暗赤褐色を帯びる。葉は、幅8~15㎜程度の線形である。6~8月頃、茎頂に花穂をつける。上方の小穂は雄性で、長さ3~6㎝程度の線形で、3~7個が互いに接してつく。下方の小穂は雌性で、長さ5~10㎝程度の円柱形となる。苞は無鞘の葉状。雌鱗片は披針形で鋭先頭、褐色を帯び、上方は透明質となる。果胞は密につき、長さ5~6㎜程度で、先端部は嘴状となる。柱頭は3岐する。
履歴
備考
 撮影者:神奈川県 池田正夫様↓

撮影地:尾瀬↑