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和名jp オオフサモ
↑撮影:GKZ/撮影地:館林市・多々良川↓

撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

撮影地:千葉県手賀沼↑

撮影地:佐倉市高崎川↑  

撮影地:八鶴湖畔↑ 
 
漢字表記 大総藻
別名・異名
other name
古名
old name
撮影地:館林市・多々良川→
語源
etymology
和名は、在来種のフサモに比して大形であることから。
属名は、ギリシャ語のmyrios(=無数)とphyllon(=葉)の合成語から。
種小名は「水生の」の意。
学名sn Myriophyllum aquaticum
英名en parrot feather
parrotfeather watermilfoil
仏名fr Myriophylle aquqtique
Millefeuille aquqtique
Myriophylle du Brésil
独名de Brasilianisches Tausenblatt
伊名it Millefoglio d'acqua
西名es Cola de zorro aquática
葡名pt Pinheirinho
漢名ch 粉綠狐尾藻
水聚藻
植物分類 アリノトウグサ科フサモ属
園芸分類 多年生草本
用途use 野草
原産地
distribution
ブラジル
花言葉
解説
description
オオフサモはアリノトウグサ科の水生多年草である。我が国在来種のフサモの近似種であるが、フサモが沈水植物であるのに対し、本種は抽水植物である。また、フサモは雌雄同種であるが、本種は雌雄異株であり、我が国には雌株のみが帰化している。オオフサモは、径5㎜程度の地中茎が水中を匍匐し、分枝を繰り返し増殖する。下部の茎は不定根を出す。葉は5~6個茎に輪生する。気中葉の長さは1.5~5㎝で羽状に細裂し、緑白色。沈水葉の長さは6㎝程度にも至る。4~6月頃、葉腋に茎2㎜程度の円筒状の花を開花するがあまり目立たない。
履歴 日本には大正年間にドイツ人が観賞用に持ち込んだのが最初といわれている。
神戸市の須磨寺の池で初めて本種を発見し牧野富太郎博士が大正11年(1922年)に発表している。本来的には雌雄異株だが、我が国では雌株だけが帰化している。
本種は、その繁殖力の強さから、在来種の駆逐が危惧され、2006年に特定外来生物に指定され、栽培、移動、販売などが禁止されている。
県花・国花
古典1
古典2 撮影地:市原市風呂の前→ 
季語
備考