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和名jp オモト
↑撮影:GKZ/河口湖畔↓

↑植栽品↓

撮影者:東京都 山口米子様↓
撮影者:千葉県 三浦久美子様↓ 
撮影地:小石川植物園↑ 
漢字表記 万年青
別名・異名
other name
ろうばそう(老婆草)
古名
old name
語源
etymology
和名は、中国名「烏木毒」の中国読み<wu-mu-tu>からとも。また、別には、大分の御許山に優良な自生種が確認されたからとか。
「万年青」の表記は、30年以上も枯れずにいたからとか。
属名は、ドイツの植物学者J・G・ローデの名に因んでいる。
種小名は「日本の」の意。
学名sn Rohdea japonica Roth.
英名 en Nippon Lily
Sacred Lily 
仏名 fr  
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 万年青
藜蘆
植物分類 キジカクシ科(←ユリ科)オモト属
園芸分類 常緑性多年草
用途use 下草/鉢植え/薬用(根茎)
原産地
distribution
日本/朝鮮半島/台湾
花言葉 母性の愛/相続/高潔/忠実
   撮影地:小石川植物園
解説
description
オモトはキジカクシ科(←ユリ科)の多年草である。草丈は30~50㎝程度に。我が国では、西日本の山地の日陰に自生が見られる。葉は革質で常緑。夏に黄緑色の穂状の花を見せ、秋には真っ赤な液果を見せる。我が国における北限は、宮城県金華山で確認されたが、それ以北では確認されていない。
履歴 中国では、古来より薬草として珍重され、特に吉事に用いる霊草とされた。江戸幕府の開府にあたり家臣が徳川家康にオモトを献上したのも中国の例にならったものとか。江戸時代の園芸ブーム時にこのオモトも大いに品種改良が行われた。我が国の園芸界では、代表的な古典植物の一つでもある。
県花・国花
古典1 『近松浄瑠璃集』
古典2 『下学集』、『大和本草』、『和漢三歳図会』、『物品識名』
季語 秋(実)
備考 ※有毒植物
 
  撮影地:神代植物多様性センター 
『パイプのけむり』 巻数 頁数 タイトル
24 215 「春日」