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和名jp オキナワヒメナキリ
撮影者:千葉県 三浦久美子様 
撮影地:筑波実験植物園
漢字表記 沖縄姫菜切
別名・異名
other name
オキナワヒメナキリスゲ(沖縄姫菜切菅)
古名
old name
 
語源
etymology
和名は、沖縄産のヒメナキリスゲ(=ジングウスゲ)の意であり、因みにナキリスゲについては、牧野博士は、本種の硬い葉で柔らかい菜を切ったのではないかと推測されている。
属名は、ギリシャ古語のcypeirosに因んでいるとのことだが、意味不明。
種小名は、「神聖な場所の」の意。※備考欄参照。
変種名は琉球大学出身で、我が国のカヤツリグサ科の研究を深めた植物学者の玉城松栄氏の名に因んでいる。
学名sn Carex acrosancta var.tamakii
英名en
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名
植物分類 カヤツリグサ科スゲ属
園芸分類 多年生草本
用途use 野草
原産地
dsitribution
沖縄島、石垣島、西表島:固有種
花言葉
解説
description
オキナワヒメナキリはヤツリグサ科の多年草である。原産地の項に記した島々の山地流れる渓流沿いの岩場に自生が見られるという。草丈は50㎝前後程度。硬質の葉を持ち、長さ35~45㎝程度の線形である。8~9月頃、楕円状の小穂を見せる。
履歴 環境省RDB:準絶滅危惧種(NT)
県花・国花
古典
季語
備考 本種は、ジングウスゲ(ヒメナキリスゲ)の変種として分類されている。そのために、学名の種小名にはacrosancta(=神聖な場所の)の語が用いられていることになる。