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和名jp オフリス・アピフェラ
撮影者:ポルトガル在住 武本比登志/睦子様

撮影地:ポルトガル コスタ・アズール地方 


漢字表記
別名・異名
other name
ビー・オーキッド
古名
old name
語源
etymology
和名は、学名の音読みから。
属名はギリシャ語のophris(=眉毛)を語源としている。
種小名は、「蜜蜂を呼ぶ」の意。
学名sn Ophrys apifera
英名en Bee orchid
Bee bearing Ophrys
仏名fr Ophrys abeille
独名de Bienen-Ragwurz
伊名it Vesparia
Fior di vespa
西名es Orquideas abeja
葡名pt Orquídea erva-abelha
漢名ch 蜂蘭
植物分類 ラン科オフリス属
園芸分類 多年生草本
用途use 鉢植え
原産地
distribution
北洋~南欧~地中海沿岸地方~エーゲ海沿岸地方~中東~北アフリカ
花言葉
解説
descriotion
オフリス・アピフェラはラン科の多年草である。本種の属するOphrys属は地中海沿岸地方に約20種(変種が多いと言われている)分布し、英名ではその花姿からSpider orchidとかBee orchidと呼ばれている。(我が国では、オフリス属のランをまとめて、「ビー・オーキッド」或いは「蜂蘭」と呼んでいる。本種は、所謂Bee orchidの中でもその基本的な存在である。花は、本属の特徴である昆虫を思わせるような擬態花である。本種の場合、唇弁の部位がまるでミツバチのようにも見える。実際的には、雌のミツバチに擬態しており、ミツバチ特有の香りを放ち、雄のミツバチはそれに招かれやってきて交尾状態となる。そのことによって本種は、受粉を媒介させて貰うという。しかし、本種の受粉を培赤いするミツバチはほぼ絶滅してしまったために、今では、自家受粉出来るように進化を遂げているという。本種は、原産地の項に記した地で、開けた草原地帯に自生の見られる野草である。草丈は30~50㎝程度となる。葉は、根際から5~6個の披心形の葉を秋に出し、ロゼット状と化す。冬場には徐々に生長をしているという。葉は、基部は葉柄状と化し、先端部は尖る。4~7月頃、花茎を立ち上げ2~8個程度の花をつける。花径は1.5㎝程度で、花弁・萼片は淡橙色で、唇弁は濃赤褐色である。
履歴  
県花・国花  
古典1  
古典2  
季語  
備考