和名jp | オギ | 撮影:GKZ/群馬県館林市城沼畔↑ 撮影者:千葉県 三浦久美子様↓ 撮影地:神代水生植物園↑ 撮影地:熊本県玉名市↑ 撮影地:千葉県長生村↑ |
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漢字表記 | 荻 | ||
別名・異名 other name |
オギヨシ ネザメグサ メザマシグサ カゼヒキグサ |
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古名 old name |
オギ(乎岐・乎疑・乎支・乎木) | ||
語源 etymology |
和名の語源は諸説ある。ヲグ(招く)の意からで、風になびく姿を霊魂を招き寄せるとしたもの。或いは、風に吹かれてアフグことからアフギからの転訛。また、別には、オは「大」で、キは(芒)で、大きな芒のある意からとも。 属名はギリシャ語のmiscos(=小花柄)とanthos(=花)との合成語から。 種小名は「サトウキビのような花の」の意。 |
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学名sn | Miscanthus sacchariflorus | ||
英名en | Amur silvergrass | ||
仏名fr | |||
独名de | |||
伊名it | |||
西名es | |||
葡名pt | |||
漢名ch | 荻 | ||
植物分類 | イネ科ススキ属 | ||
園芸分類 | 多年生草本 | ||
用途use | 屋根葺き材・箒材 | ||
原産地 distributio |
日本、朝鮮半島/中国 | ||
花言葉 | 片想い | ||
解説 description |
オギはイネ科の多年草である。概して、池や川岸等の湿り気の多い場所に群生が見られる野草である。草丈は1〜2.5m程度に。ススキに良く似ているが、ススキのように株立ちとはならず、1本ずつ独立している。葉は細長い線形で、基部は莢となって茎を通摘む。9〜10月頃、茎頂に大きな花穂をつけるが、小穂は葯6o程度である。小穂は純白であり、芒が見られないか、あっても小穂の外に出ない点などでススキとは区別される。 | ||
履歴 | |||
県花・国花 | |||
古典1 | 『出雲風土記』、『万葉集』、『大和物語』、『源氏物語』、『蜻蛉日記』、『和泉式部日記』、『更級日記』、『和漢朗詠集』、『梁塵秘抄』、『今昔物語』、『新古今和歌集』、『山家集』、『』金槐和歌集、『平家物語』、『徒然草』、『太平記』、『謡曲』、『御伽草子』、『近松浄瑠璃集』、『芭蕉句集』、『蕪村句集』 | ||
古典2 | 『倭名類聚鈔』、『下学集』、『大和本草』、『和漢三歳図会』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』 | ||
季語 | 春・夏・秋 | ||
備考 | |||
撮影者:神奈川県 池田正夫様↓ 花穂↑ ↑果穂↓ |
撮影地:神代水生植物園↑ 撮影者:神奈川県 池田正夫様↓ ←撮影地:多摩川畔↑ |