←トップ頁へ

和名jp エピパクティス・アトロルーベンス
漢字表記
撮影者:ポルトガル在住 武本比登志/睦子様

撮影地:ポルトガル コスタ・アズール地方


別名・異名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名は、学名の音読みから。
属名は、epi(=上)とpactos(=硬い)の合成語で、茎頂の花の様子から。
種小名は、「暗赤色の」の意。
学名sn Epipactis atrorubens
英名en Dark-red helleborine
Royal Helleborine
仏名fr Épipactis pourpre noirâtre
Epipactis rouge sombre
Epipactis sanguine
Helléborine rouge
独名de Braunrote Stendelwurz
Rotbraune Stendelwurz
Dunkelrote Stendelwurz
Schwarzrote Stendelwurz
Brounroter Sitter
Schwarzroter Sitter
Strandvanille
Vanilleständel
伊名it Elleborina violacea
西名es Heleborina rojo oscuro
葡名pt
漢名ch 尖葉火烧蘭
植物分類 ラン科カキラン属
園芸分類 多年生草本
用途use 路地植え/鉢植え
原産地
distributiion
中央アジア~西アジア~東欧~中欧~西欧(オランダ・ベルギー・イギリス・アイルランド)
花言葉 芯の強さ・夢でもあなたを想う
解説
description
エピパクティス・アトロルーベンスは、ラン科の多年草である。本種は、シベリア~コーカサス地方~アルプス地方までと広い分布域を持つ。概してアルカリ性の砂壌地や岩礫質な土壌の荒れ地や林下に自生するという。草丈は20~80㎝程度となる。葉は長さ7~12㎝、幅12~4㎝程度の楕円状卵形で、縁部は全縁であるが細やかな波を打ち、先端部は尖り、基部では茎を抱き互生する。葉は、上方に向かうに連れ小形となる。6~8月頃、茎頂に紫色の細毛に覆われた総状花序を出し、暗赤色の花を8~18個程度つける。花色は個体差がある。外側の3個の花被片は長さ6~8㎜程度で細長い。内側の2個の花被片は幾分明るい色となる。唇弁は短く、長さ5.5~6.5㎜程度となる。本種は開花時に強いバニラ臭を発する。気温が高い日ほど強香となるという。受粉の媒介者はミツバチである。
履歴 北米では帰化状態にあるという。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考