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和名jp エンキクリア・コルディゲラ 
漢字表記 撮影者:東京都 山口米子様
撮影地:'16世界ラン展会場 
別名・異名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名は学名の音読みから。
属名はギリシャ語のenkykleomai(=取り囲む)の意で、唇弁が蕊柱を包んでいることによるからと言う。
種小名はギリシャ語のcordi(=心形の)とgera(=~を持った)の合成語で唇弁の様子を示している。
学名sn Encyclia cordigera
英名en lrge-liped Encyclia
仏名fr
独名de
伊名it "Sweet Love"種→
西名es
葡名 pt   
漢名ch
植物分類 ラン科エンキクリア属
園芸分類 多年生草本
用途use 鉢植え
原産地
distribution
メキシコ/ベリーズ/ホンデュラス/エル・サルバドル/グアテマラ/ニカラグア/コスタリカ/パナマ/仏領ギアナ/スリナム/ギアナ/ヴェネズエラ/ブラジル/コロンビア/ペルー
花言葉
解説
description
エンキクリア・コルディゲラは、ラン科の多年草である。本種は、中南米の標高900m以下の熱帯降雨林に自生する樹木に着生するランである。円錐形~楕円状の偽鱗茎を持ち、頂部に革質で線形の葉をつける。1~3月頃、長さ60㎝程度の細長い花茎を立ち上げ、総状花序を伸ばす。花は花茎が分枝したようにも見える長い花柄を持ち、唇弁以外は萼片も花弁も線形で、先端部は抱え咲き風に前方に曲がりを見せる。基部が筒状で、白地に紅紫色の斑文の入った唇弁が前方に突き出す形状となる。花径は7.5㎝程度。開花時には芳香を放つ。本種はアリとの共生関係にあることが知られており、交配はアリによるものと推測される。掲載した写真は、Encyclia cordigeraからのF1種でSweet Love種であるため、原種とは唇弁の色が異なることを申し添える。
履歴 本種は、ニカラグアの熱帯雨林で発見され、1815年にはCymbidium cordigeramと命名されたが、何度も分類が見直され、多数のシノニムを有する。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考