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和名jp アシ   
群馬県館林市・茂林寺沼湿原にて↑
館林市:県立つつじが岡公園にて↓

 館林市:多々良沼公園にて↓

群馬県館林市・茂林寺沼湿原にて↓ 
撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

撮影地:21世紀の森↑

撮影地:熊本県玉名市↑
撮影者:神奈川県 池田正夫様↓

↑撮影地:東京都野鳥公園↓
漢字表記
別名・異名
other name
ヨシ
古語
old name
ムシロヰ(雚荻・牟志呂井)
語源
etymology
和名は、桿(はし)の転訛からとも。また別には、「青し」の略からとも。
属名は、ギリシャ語のphargma(=垣根)に由来している。
種小名は、「普通の、通常の、共通した」の意。
学名sn Phragmites communis
英名en reed
仏名fr anche
独名de Binse
伊名it ancia
西名es cana
葡名pt cana
漢名ch
植物分類 イネ科アシ属
園芸分類 多年生草本
用途use 簾/葦簀
原産地
distribution
世界中の暖帯から亜寒帯までの湿地帯
花言葉 うれい
解説
description
アシはイネ科の多年草である。概して我が国各地の水辺に群生している野草である。草丈は2~3m程度に。茎は緑色で直立し、円柱形で、途中での分枝はしない。葉は長さ50㎝前後、幅葉は4㎝前後、形状は披針形。秋に紫色の花をつける。その後、花色は紫褐色へと変化する。
履歴 我が国は古くは「豊蘆原瑞穂国」と言われたように、その昔は、日本中に蘆が生えていたものと推測される。アシはかつては日除け用のすだれが作られた。
県花・国花 大阪府の府花
古典1 『古事記』、『日本書紀』、『万葉集』、『伊勢物語』、『枕草子』、『源氏物語』、『土佐日記』、『蜻蛉日記』、『更級日記』、『和漢朗詠集』、『今昔物語』、『新古今和歌集』、『山家集』、『金槐和歌集』、『平家物語』、『徒然草』、『太平記』、『芭蕉句集』、
古典2 『延喜式』、『本草和名』、『倭名類聚』、『下学集』、『和漢三歳図会』、『本草綱目啓蒙』 
・芦間の蟹で横と出る→つむじ曲がりということ。
・芦の葉に法の方便→つまらないものでも時と場合によって役立つという意味
・芦の髄から天井を覗く→狭い知識や経験で大きな問題を判断するのはとんでもない間違いの教え
・足の葉にもすがる時あり→溺れる者は藁をも掴むに同義 
成句 ・浪速の芦は伊勢の浜荻(救済法師)→その土地によって物の呼び名も変わるし、風俗習慣も違 ってくるということ 
季語 春:蘆の角/夏:青蘆/秋:蘆の花、蘆火、蘆 
備考
   
     
『パイプのけむり』 巻数 頁数 タイトル
2 218 「東京山椒魚」
4 109 「 (えつ)」