和名jp | アサトカンアオイ | 撮影者:千葉県 三浦久美子様 撮影地:筑波実験植物園 |
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漢字表記 | 朝戸寒葵 | ||
別名・異名 other name |
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古名 old name |
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語源 etymology |
和名は、発見地名(奄美大島奄美市大字朝戸)に因んでいる。 属名は、ギリシャ語のa(=無)とsaroein(=装飾)の合成語からで、花が半ば地下に埋もれて開花することから。また、別説では、asaron(=枝を打たぬ)を語源とし、根茎が分岐しないからともいう。 種小名は恐らく日本人名に因んでいるものと推測されるが未調査のため不詳。 |
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学名 sn | Asarum tabatanum | ||
英名en | |||
仏名fr | |||
独名de | |||
伊名it | |||
西名es | |||
葡名pt | |||
漢名ch | |||
植物分類 | ウマノスズクサ科カンアオイ属 | ||
園芸分類 | 多年生草本 | ||
用途use | |||
原産地 distribution |
奄美大島:固有種 | ||
花言葉 | |||
解説 description |
アサトカンアオイはウマノスズクサ科の多年草である。奄美大島の常緑樹林下に自生するという。本種は、平成24年に新種記載されたばかりのカンアオイである。草丈は10p程度。葉は3角状卵形〜卵形で、基部は心形となる。2〜3月頃開花し、花弁は持たず、萼筒の花冠部は3裂し、裂片の縁には白色の細毛が密生する。花冠径は2p程度。本種は、等しく奄美大島に自生の見られるミヤビカンアオイの近縁種と推測されている。本種は、ミヤビカンアオイに比して萼筒がより大きく、丸味を帯び樽形となり、内部の格子状突起数が多く、花柱の先端部が長い等の特徴があるという。 | ||
履歴 | 本種は平成24年(2012)6月に新種として記載されている。 環境省RDB:絶滅危惧TA類(CR)登録種 |
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県花・国花 | |||
古典1 | |||
古典2 | |||
季語 | 冬(寒葵) | ||
備考 |