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和名jp アナカンプティス・パピリオナケア
漢字表記
撮影者:ポルトガル在住
武本比登志/睦子様 
 
  撮影地:ポルトガル アレンテージョ地方  
別名jp オルキス・パピリオナケア
古名
old name
語源
etymology
和名は、学名の音読みから。
属名はギリシャ語のana(=上方へ、~に対する)とcampto(=曲がり、湾曲)の合成語から。
旧属名のOrchisはギリシャ語で「睾丸」の意で、新旧のバルブの並ぶ様子からの命名であり、この語がラン科(Orchidaceae)の語源となっている。
種小名は「蝶のような」の意。
学名sn Anacamptis papilionacea
(=Orchis papilionacea)
英名en Butterfly Anacamptis
Pink-butterfly orchid
仏名fr Orchis papillon
独名de Schmetterlings-Knabenkrauto
Schmetterlingsblütige Orchis
伊名it Orchidea farfalla
西名es Orquídea mariposa
葡名pt Erva-borboleta
漢名ch 蝴蝶蘭
植物分類 ラン科アナカンプティス属
園芸分類 多年生草本
用途use 鉢植え(観葉)/薬用
原産地
distribution
ヨーロッパ~西アジア~北アフリカ
花言葉
解説
description
アナカンプティス・パピリオケアは、ラン科の多年草である。本種は、原産地の項に記した地の開けた草原や灌木林等に自生の見られる地生蘭である。分布は、標高0~1800mの高度差を示す。草丈は15~40㎝程度となる。茎は緑色の円筒状で、表面に赤味を帯びた斑点がある。葉は、ほぼ線形~狭楕円形で基部ではロゼット状に広がる。縁部は全縁、先端部は幾分尖り、基部は茎を抱き、疎らに茎葉は互生する。原産地では、晩秋から初夏にかけて、茎上部に2~8個の花を見せる。花は、径3㎝弱程度で、ラン科の花としては珍しく、花弁や萼片よりも、唇弁が異常に大きく発達し、前方に突き出す形状となる。その唇弁の横に花弁や萼片が抱え込むように開花することから、英名ではbutterfly orchidと呼ばれている。花色は、桃紫色地に濃桃紫色の条線模様が入る。
履歴
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考