和名jp | アメリカネナシカズラ | ↑撮影者:沖縄県 比嘉善一様↓ 撮影:GKZ/ 撮影地:館林市・城沼畔↓ 撮影者:千葉県 三浦久美子様↓ 撮影地:国府台付近の江戸川畔↑ |
漢字表記 | 亜米利加根無葛 | |
別名・異名 other name |
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古名 old name |
撮影地:沖縄県大宜味村海岸 | |
語源 etymology |
和名は、アメリカ産のネナシカズラの意。 属名は、ギリシャ語のcassyein(=絡みつく)から。 種小名は「5角の」の意。 |
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学名sn | Cuscuta pentagona | |
英名en | Dodder vine,Field dodder Five angled dodder Golden dodder |
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仏名fr | Cuscuta pentagona | |
独名de | Teufelszwirn | |
伊名it | Cuscuta pentagona | |
西名es | Cuscuta pentagona | |
葡名pt | Cuscuta pentagona | |
漢名ch | 五角莬絲子 | |
植物分類 | ヒルガオ科ネナシカズラ属 | |
園芸分類 | 一年生草本 | |
用途use | 野草 | |
原産地 distribution |
北米 | |
花言葉 | ||
解説 description |
アメリカネナシカズラはヒルガオ科の1年草である。名前の通り、根を持たない蔓性の植物である。寄主から吸盤をつかって、養分も水分も吸い取って生活する。茎の太さは1ミリ程度で淡黄色~淡黄赤色で、左巻に宿主に巻き付く。葉は非常に小さな鱗片状である。8月~10月にかけて、茎の途中に多数の白い花を見せる。花は径3㎜程度で、萼片・花弁共に先端が5裂する。雄蘂は5個で、花冠より突き出て、結実時にも残る。花後の果実は径2~3㎜程度のほぼ球形の蒴果で2~4個の種子を内包する。本種は、ジャガイモやナス等の農作物や他の園芸植物に被害をもたらすことで知られている。我が国にも、同属にネナシカズラ、やハマネナシカズラ、マメダオシ等があるが、本種の場合、雄蘂が花冠より突き出る点で区別される。 | |
履歴 | 穀物の輸入などにより、付着した種子が分布を広め、現在世界的に広まりを見ている。我が国では1970年頃、東京都府中市多摩川で発見されたのが最初であり、北海道~沖縄まで帰化定着の状態にあり、現在は「外来生物法」で要注意外来生物に指定されている。 | |
県花・国花 | ||
古典1 | 撮影地:太東海浜植物群落→ | |
古典2 | ||
季語 | ||
備考 | ||
↓撮影者:神奈川県 池田正夫様↓ | ||
撮影地:多摩川畔↑ |
↑撮影地:三浦市毘沙門海岸↓ |