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検索名  アコニツム   
和名jp トリカブト  
漢字表記 鳥兜  
別名・異名
other name
アコニツム
ブス
 
古名
old name
オウ(烏頭・付子・於宇)
ウヅ(頭) 
語源
etymology
和名は、花の形状から、舞楽に使用される伶人の冠に見立てたもとのか。
属名については不詳。一説には、ギリシャの植物名akonitonからとも、また、別には、ギリシャ語のacone(=毒を塗った槍)を語源とするとも言われている。 
学名sn Aconitum sp.  カナダ:レイク・ルイーズ畔にて
英名en Monkshood
Wolfbane
Aconite
仏名fr Aconit
Capuche de moine
独名de eisenhut
伊名it aconito
西名es acónito
葡名pt acônito
漢名ch 烏頭
植物分類 キンポウゲ科トリカブト属
園芸分類 多年生草本
用途use 路地植え/鉢植え/切り花/薬用
原産地
distribution
北半球の温帯地域
花言葉 騎士道/人ぎらい
解説
description
トリカブトは、キンポウゲ科の多年草であり、トリカブト属の総称と言うことになる。北半球の温帯に広く分布する。我が国には30~40種存在すると言う。夏~秋にかけて紫色の烏帽子状のユニークな花形を見せるので切り花としても栽培されている。また、古来より猛毒色植物としても知られている。多くの民族が、かつて矢毒として用いて来たことでも知られている。だが、薬草としても重要な植物で、薬用にも栽培されてきている。葉姿が、ニリンソウ等と似ていることから、山菜として誤って食用にされ、死亡事故等も起きている。 
履歴 かつてアイヌの人々が熊狩りに用いた矢毒はトリカブトであった。古代ローマでは狼狩りに用いた。 
県花・国花  
古典1 『出雲風土記』、『今昔物語』  
古典2 『延喜式』、『本草和名』、『倭名類聚鈔』、『大和本草』、『和漢三歳図会』、『物類品隲』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』 
季語  
備考 猛毒植物(根にアルカロイド物質を含む)