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検索名  アガヴェ・ヴィルモリニアナ 
和名jp タコリュウゼツラン
  撮影者:東京都 中村利治様 
 撮影地:筑波実験植物園
撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

撮影地:筑波実験植物園↑   
漢字表記 蛸竜舌蘭
別名・異名
other name
アガヴェ・ヴィルモリニアナ
アガウェ・ウィルモリニアナ
アガベ・ビルモリニアナ
古名
old name
語源
etymology
和名は原産地名(スペイン語)からの直訳から。
属名は、ラテン語のagaue(=高貴な、貴族)を語源としている。全体的な印象からと言う。
種小名は、19世紀フランスの育種家Maurice de Vilmorinとその夫人への献名。
学名sn Agave vilmoriniana
英名en Octopus Agave,Amole
仏名fr
独名de  
伊名it
西名es Amole,Agave pulpo
葡名pt
漢名ch
植物分類 キジカクシ科(←リュウゼツラン科)リュウゼツラン属
園芸分類 多年生草本
用途use 鉢植え/路地植え/石鹸の代用
原産地
distribution
メキシコ
花言葉
解説
description
アガヴェ・ヴィルモリニアナは、キジカクシ科(←リュウゼツラン科)の多年草である。原産地は、メキシコの標高600~1700m級の崖上に自生が見られるという。葉は長さ1m程度の剣状で、表面は平滑であるが、縁部には鋸歯があり、先端部は尖る。葉は緩やかに反曲し、その姿から、原産地のメキシコではAgave pulpo、アメリカではOctopus Agaveと呼ばれてるが、意味する所は両者共に「蛸リュウゼツラン」と言うことになる。リュウゼツラン属の植物は、永年開花せず、開花後は枯れてしまうことでしられているが、本種も、7~10年程度で漸く開花すると言うことである。開花時には4~6mという長い花茎を立ち上げ、その上部に、掲載した写真に見られるような巨大な穂状花序をつけ、黄色い小花を多数密着させて下方から上方へと順次開花して行く。開花後には、結実せずに枯死してしまうが、枯死する前に、落下した植物体からまた、発芽をするという。本種の葉には多量のサポニンが含まれているため、原産地の先住民達は、本種の葉を切り落とし、サポニンを得て石鹸の代用として用いてきたと言う。
履歴
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考