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和名jp アビシニア・バナナ
撮影者:千葉県 三浦久美子様

撮影地:東京薬科大学
漢字表記
別名・異名
other name
エンセテ
エンセテ・ウェントリコスム
エチオピアバナナ
ニセバナナ
古名
old name
語源
etymology
和名は、英名の音読みから。因みに、アビシニアとは、原産地エチオピアの旧称である。
属名は、原産地エチオピアの現地名からのラテン語化を語源としている。
種小名は「膨れた」の意。
学名sn Ensete ventricosum
英名en Enset
Ensete
Ethiopian banana
Abisinian banana
False banana
仏名fr Banane d'Abyssinie
独名de Zier-Banane
Abessinische banane
伊名it Falso banano
西名es Ensete
Bananero de Etiopía
Bananero de Abisinia
Falsa banana
葡名pt Bananeira-da-abisinia 
漢名ch 埃塞俄比亞香蕉
阿比西尼亞香蕉
假香蕉
植物分類 バショウ科エンセテ属
園芸分類 多年生草本
用途use 食用(葉柄並びに根茎に貯えられた澱粉):エチオピア南部の人々の主食である。
因みに果実は大きくならず、食用には適していない。
家畜飼料(葉)
繊維材:屋根材・袋・ロープ・マット等(古い葉)
原産地
distribution
エチオピア
花言葉
解説
description
アビシニア・バナナは、バショウ科の多年草である。草丈は、6m程度となる。本種は、原産地ではエチオピアでは重要な食料源である。ただし、果実では無く、葉柄や根茎に貯えられた澱粉が食用とされる。他のバナナのように果実が大きくなることは無い。そこで、色々な国で「偽バナナ」とも称している。本種の場合、葉柄や根茎に澱粉を貯えるために、幹が太くなる。そこで、学名の種小名ではEntricosumと表記されるが、この語には「腹が出ている、太っ腹」の意味もある。本種は、他のバナナのように開花はするが、開花後には枯死してしまう。そこで、蘖(ひこばえ)を採取し、挿し木により増殖をすることになる。
履歴 我が国への渡来時期不詳。  
県花・国花  
古典1  
古典2  
季語  
備考