和名jp | イズドコロ | 撮影者:千葉県 三浦久美子様 撮影地:筑波実験植物園 |
漢字表記 | 伊豆野老 | |
別名・異名nother name | ||
古名 old name |
||
語源 etymology |
和名は、伊豆半島固有種であることから。 属名は古代ギリシャの自然科学者ディオコリデスへの献名。 種小名は「伊豆の」の意。 |
|
学名sn | Dioscorea izuensis Akahori | |
英名en | ||
仏名fr | ||
独名de | ||
伊名it | ||
西名es | ||
葡名pt | ||
漢名ch | ||
植物分類 | ヤマノイモ科ヤマノイモ属 | |
園芸分類 | 蔓性多年生草本 | |
用途use | ||
原産地 distribution |
伊豆半島:固有種 | |
花言葉 | ||
解説 description |
イズドコロはヤマノイモ科の蔓性多年草である。雌雄別株。根茎は径1~1.5㎝で、分枝をして地を這い固まり状となり、長いひげ根を持つ。茎は1.5m程度で、下方には白色の軟毛が散生する。葉は、長さ3~5㎝程度の葉柄を持ち、長さ7~14㎝程度の三角状卵形~披針形、幾分厚味のある革質となる。葉の表面は無毛で光沢があるが、下面は粉白色を帯びる。葉も茎も乾燥すると黒変する。花穂は下垂し、雄花は無柄で2~6個がまとまってつき、花被片は6個あり、雄蕊が3個で先端に葯をつけ、退化した雌蕊が3個となる。雄花序は長さ20㎝程度となり、途中で分枝をする。雌花序は長さ5~7㎝程度で、花は無柄で花被片は6個で幾分半開状となる。雌花では雌蕊は1個で、柱頭は3裂し、退化した雄蕊が6個つく。果実は幅15~18㎜程度の平たい円形で、3稜を持つ。 | |
履歴 | 本種は、昭和38年(1963)に赤堀昭博士が、伊豆八幡野産を新種として記載している。生物学御研究所発光の『伊豆須崎の植物』(保育社 1980年刊)にカラー写真で初めて雄花・雌花・果実・根茎の図が掲載されている。 環境省レッドリスト:絶滅危惧Ⅱ類(VU) |
|
県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | ||
季語 | ||
備考 |