和名jp | イヌタヌキモ | 撮影者:千葉県 三浦久美子様 撮影地:千葉県成東食虫植物群落↑ ↑撮影地:筑波実験植物園↓ |
漢字表記 | 犬狸藻 | |
別名・異名 other name |
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古名 old name |
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語源 etymology |
和名は、タヌキモに似て非なる植物であることから。因みに、タヌキモとは、葉が茎に付く様子をタヌキの尾に見たてたことから。 属名は、ギリシャ語のUtricularia(=小気泡)を語源とし、葉の付いた小さい捕虫嚢を示している。 種小名は「南方の」の意。 |
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学名sn | Utricularia australis | |
英名en | yellow bladderwort | |
仏名fr | Utriculaire citrine Utriculaire du midi Utriculaire négligée |
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独名de | Verkannte Wasserschlauch Südlicher Wasserschlauch Großer Wasserschlauch |
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伊名it | Erva vescica della risaie | |
西名es | Utricularia | |
葡名pt | Utricularia | |
漢名ch | 南方狸藻 | |
植物分類 | タヌキモ科タヌキモ属 | |
園芸分類 | 水生多年生草本 | |
用途use | 水鉢植え | |
原産地 distribution |
日本・台湾・中国~アジアの熱帯・温帯地域・ヨーロッパ・オセアニア・アフリカ | |
花言葉 | ||
解説 description |
イヌタヌキモは、タヌキモ科の水生多年草である。概して湿地の泥中に自生の見られる食虫植物である。茎は細く、径1.3~2㎜程度、全長は1m程度となる。葉は、長さ1.5~4.5㎝、基部で2分枝し、更に互生状に分枝を繰り返す。7~9月頃開花し、長さ10~30㎝程度の花茎に3~10個程度の花をつける。花は黄花で、距は下唇より短く鈍頭となる。秋以降に側枝の先端部と頂端に殖芽を形成する。殖芽は長さ4~10㎜、幅3~7㎜程度の暗褐色な長楕円形となる。殖芽葉は中軸が不明で、不規則に分裂し、刺毛がある。 | |
履歴 | 学名の種小名にaustralisとあるが、本種は、1810年にオーストラリアで発見されている。その後、原産地の項に記したように世界の広い範囲に分布していることが確認されている。 | |
県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | ||
季語 | ||
備考 |