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和名jp イヌコハコベ
撮影者:千葉県 三浦久美子様↑
撮影者:神奈川県 池田正夫様↓

撮影地:川崎市内

撮影地:川崎市


漢字表記 犬小繁縷
別名・異名
other name
古名
old name
撮影地:都立木場公園
語源
etymology
和名は、コハコベに似ているが別の植物であることから。
属名はラテン語のstella(=星)を語源としている。花の形状から。
種小名は「蒼白色の」の意。
学名sn Stellaria pallida
英名en Lesser chickweed
仏名fr Stellaire pâle
独名de Bleiche Vogel-Sternmiere
Bleiche Sternmiere
伊名it centocchio senza petali
Stellaria paria
西名es Morró
葡名pt
漢名ch 無弁繁縷
植物分類 ナデシコ科ハコベ属
園芸分類 多年生草本
用途use
原産地
distribution
ヨーロッパ
花言葉 初恋、奥ゆかしい
解説
description
イヌコハコベは、ナデシコ科の多年草である。本種は、ヨーロッパ原産種であるが、我が国では各地の路傍や畑地に帰化状態にある。概してコハコベに混じって生えていることが多い。本種の場合、花弁を欠いていることで、両者は見分けられる。草丈は10~20㎝程度となる。茎は暗紫色を帯びている。葉は、長さ5~15㎜程度の卵形で、茎に対生する。概して、葉柄部位も暗紫色を帯びる。3~9月頃、径2~3㎜程度の花をつける。花は無花弁で2~3㎜程度の萼片を持つ。花後には長さ2~4㎜程度の蒴果をつけ、熟すと6裂する。種子は5~6角形に角張っている。
履歴 本種は、ヨーロッパ原産種であるが、アメリカ・カナダ・メキシコでは帰化状態にある。
我が国では、昭和53年(1978)に、千葉県船橋市で確認され、一時期コハコベの変種とされたが、現在は別種と確認されている。現在我が国では、関東地方~関西地方に広く帰化状態にある。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考