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和名jp イヌホオズキ
↑撮影:GKZ/館林市にて↓

 撮影者:東京都 中村利治様↓

撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

撮影地:小石川植物園↑
      撮影地:帰化植物見本園↑
漢字表記 犬酸漿・龍葵
別名・異名
other name
ウシホオズキ
クロホオズキ
ヤマホオズキ
古名
old name
クサナスビ(久佐那須比)
コナスビ(古那須比)
語源
etymology
和名は、葉がホオズキに似るが、役に立たないことから。
属名は、ラテン語のsolamen(=安静)を語源としていると言われている。この属に鎮痛作用を持つ存在があるからという。
種小名は「黒色の」の意。
学名sn Solanum nigrum
英名en Black nightshade
European Black Nightshade
Duscle
Garden Nightshade
Hound's Berry
Petty More
, Wonder Berry
Small-fruited black nightshade
popolo
   横浜山草会:秋の山草展にて
仏名fr Morelle noire           
独名de Schwarze Nachtschatten
伊名it morella comune
西名es hierba mora
葡名pt Erva moura
漢名ch 龍葵
植物分類 ナス科ナス属
園芸分類 一年生草本
用途use 薬用/野草
原産地
distribution
世界の温帯~熱帯に広く分布
花言葉 真実
解説
description
イヌホオズキは、ナス科の一年草である。草丈は20~70㎝程度。葉は長さ6~10㎝程度の卵形で縁には波形の鋸歯を見せる。7~9月頃に8㎜前後の白色花を見せる。掲載した写真は6月下旬に撮影したものだが、液果は熟すと黒色になる。近年、アメリカから渡来し、現在帰化状態にあるアメリカイヌホオズキ(Solanum americanum)と似ているが、本種より、葉幅が狭く、葉質も薄い。また、アメリカイヌホオズキの場合には湿り気の多い地に生えていることが多い。
履歴 一説には、史前帰化植物とも言われている。
県花・国花
古典1
古典2 『本草和名』、『倭名類聚鈔』、『大和本草』、『和漢三歳図絵』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』
季語
備考 全草にソラニン等のアルカロイドを含む有毒植物。